遣り場のない気持ち - 2004年04月25日(日) 以下、個人的な愚痴っていうか、気持ちの吐露です。 研修とはあまり関係ないし、読んだら不愉快に思われる方もおられるかもしれません。 そのあたりのこと、お含みいただけると幸甚です。 〔1〕試験場の魔物 →この時期になると私のように疎い人間にも『誰々が不合格だった』ということが判る。新聞の記事や、人の噂で、3人中2人の名前を知った。 何と言うことだろう。夏からずっと一緒に勉強してきたとても努力家の彼女が不合格になってしまった。人からの伝聞によると一般も臨床も7割以上と合格ラインを余裕で上回っていたのに、必修がたった1点足りなかった、と。終了直前に3問を書き直し、それが間違っていた、と。 医師国家試験は相対基準の試験になりつつあって、それは必ず誰かが犠牲になるということでもある。まして今年のようなおかしな必修問題が出された年にはどこでボタンの掛け違えが起こっても不思議でないとは思う。 でもどうして彼女が落ちなければいけなかったんだろう。 あんまりじゃないですか。たったの1点で? もうひとり、不合格になってしまった女の子のことも私は大好きだ。 彼女もきっと良い医者になるはずだと思うのに。 言葉を掛けたいのに、私には何も出来ない。苦しい。 〔2〕喜んでくれるのはうれしいけれど →実家にお祝いの電話がやたらかかってくる。 それは親戚からだったり両親の知人からだったり。 新聞で知ったというひとが殆どなのだが、メールで知ったというひとも。 …ん?メール???? どうやら父方の叔母が新聞記事を写メールであちこちに送っていたらしい。 こんなボンクラ娘の合格を喜んで貰えるのは有り難い。有り難いのだが、正直恥ずかしいので止してくれないだろうか…。 〔3〕返事くらい →〔2〕であんなことを言っておきながらなんですが。 試験結果報告のメールに何のレスポンスもないと、ブルーですよ…。 別に報告しただけなんだからさ。反応あってもいいじゃん。 私と寝て。とか、奥さん(あるいは彼女)と別れてよ。と言ってる訳じゃない。 報告とご挨拶をしたかっただけなのに。 反応を強要する私が傲慢と言えば傲慢かも知れない。 でも大人だったら大人らしい対応をして頂戴、と少し思ったり。 …もう私も分かってますから。ね。 さて。明日は健康診断。寝過ごし厳禁。 ...
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