ターニング・ポイント - 2004年04月15日(木) 今日は色々な人の転機を耳にした一日でした。 あるひとのそれは驚きに満ちた報告として。 あるひとのそれはしみじみとした回想のなかに。 あるひとのそれは現在進行形のとても美しい決意。 こうも沢山、人生が動いていくさまを見せられると、私にはこれから何が起きるのだろう、と怖いような、でも少し期待するような気持ちになります。 医学部出身というと、いかにも科学的なものの見方をするように思われるかも知れません。けれど医師の中には、少なからぬ数の(私も含め…って、まだ医師じゃないですけどね)ある種『運命論者』がいるような気がしています。 統計を取った訳ではないので正確な数字は知りませんが…。 努力や理論を超越したところで起きる何物かに遭遇する機会があるから? いのちが最後に辿り着くところは、共通だということを知っているから? 巡り合わせの妙を沢山経験するから? 経験の殆どない私には未だ想像の域を出ない『実感』。 もがいたりあがいたりしながら抗うことの出来ない風に吹かれて流されて、 それでも少しずつ自ら流れる方向を変えながら、人生は続く。 心臓や脳幹がその働きを止めるまで。 【問】 →大きな流れの中の小さなターンは果たして虚しいか?
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