Underground


2005年05月10日(火)
目が痒い・・・・。


何がほしいと聞いている大人たち
素直にほしいものを言えばいいじゃないか
そうだろ?いつものように
泣いて願えば手に入れられるんだろ


でも本当に欲しいものは手に入れられたかい?


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貴方が欲しいのはその手


きれいな星でも美しい花でもないのよ


暗闇の中を駆けていく貴方を


導いてくれる手



「どしたの?なんか、怖い顔してる」
眠たげな顔をこすり彼女は言った。シーツを引っ張り顔を少しこちらに覗かせている。大きなその瞳は、こちらを見つめている。まるでこの前見た子猫のようだ。
「そうか?怖い顔は元からだろ。ほら、ちゃんとかぶらないとまた風邪引くぞ。」
上半身だけシーツをかぶった状態になっていて、下半身はほとんどむき出し状態だ。くの字に曲がった足をばたつかせて音を立てる。
いったい何時だろうか、海の水面近くに大きな月がボンヤリ浮かんでいる。どこかで小さな虫が鳴いている声がした。
自分はどうしてここにいるのだろうか。あの男は何故をここに連れてきたのか、いまだ分からずにいる。


「もお。ひねくれたことばっかり言って!ほら!!」
ほっそりとした白い両手で俺の頬をはさみ、彼女の顔に無理やり向ける。大きく開かれたその瞳は瞬きもせずただ俺の瞳を見つめている。
「ちゃんとみて。こっちをみて話して。」
「・・・見てる。そんなに怖い顔をするなよ。明日の稽古と手伝いのこと考えてたら、憂鬱になってきただけさ」
ベットについていた手を上げ彼女の頬に、手をかける。
「手伝ってあげるよ。私なんでもできるもん。」
彼女はそういって俺の腕にしがみつき頭をうずめる。



純粋なこころ



そんなことを彼女は教えてくれる。



心の天秤はまたゆれて



夜は過ぎる。



目が痒い。耳が痒い。
耳が痒くて医者に行ったら乾燥肌のせいだといわれました。顔にとどまらずこんなところまで・・・・!!かゆい!!!


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