するめ烏賊の空
もくじ軌跡


2003年01月17日(金)


中学生時代の友達で、ほんとすんごく可愛い女の子がいました。
友人グループで話をしているときまって、
其の子が急にふっと静かになり、表情が胡乱となるんです。
まるで其の子の心だけが、何処かへ行ったようなかんじ。
多分、私も最初はびっくりしたんだろうなと思います。
ただ、其れが慣れっこになっていて、私たちはごく普通に
其の子の名前を呼びながら、体をゆすってました。
「お〜い戻って来い」とか言って。
すると、目をぱちくりして、この世界に戻ってくるんです。
時間にしたら、1分もないぐらい。
一度気になって、「何処へ行ってたの?」
ときわめてフランキーかつ気軽に聞いたことがありました。
彼女が答えるには、ふっと私たちと彼女の距離がぐーんとはなれて
暗くて丸い窓からずっと遠くの私たちを見ている感じとのことでした。

ってなことを、ふと思い出して、ネットでふらふらしたら
多分其の状態は、解離症状の激しいやつだったのではと思いました。
思っただけで、もちろん正解はわからないんですがね。
例えば、空想にふけるとか、読書に夢中になるってなことも
一種の解離症状だそうで。
それだったら、私はバリバリに軽度解離症状をだしています。

精神に関する病気の、其の見極め方?其の程度?
みたいな境界線ってのはどこにあるんだろうかねと。
彼女は其の魂飛ばし以外、普通のギャルでして
まあ、素行不良という点以外には奇天烈な感じではありませんでした。
でも、普通の人はやっぱり魂飛ばさないわけで。

案外紙一重、数ミリぐらいなのでしょうか?
あやふや、あいまい、微妙そんな感じ。


ゆら |MAIL