こころのままに
2006年04月22日(土)  きゅうりの浅漬け事件
先日の話。

今まで食わず嫌いだったのに、急にきゅうりの浅漬けの美味しさに目覚めたぷー。
おばあちゃんの家で、みんなで夕食を食べてる時に事件は起こった。

その日、食卓には大好きな浅漬けがあった。
ぷーは大喜びで次から次へと食べる。
あまりにいっぱい食べてたものだから、
「あと1個にしよう。塩分取り過ぎると体に良くないから」
と言うと、ぷーは自分のお皿に一つきゅうりを大事そうに置いた。
最後まで大事に取っておくつもりだったのだろう。

するとしばらくして急に、
「きゅうりがなくなった! ママが食べちゃった!!」
と、騒ぎ出した。
私は絶対食べてないからー!
ぷーはうっかり自分で食べちゃったくせに、自分は食べてないと断固主張し、人のせいにするもんだから、こっちもついつい大人げなく意地になってしまった。

それからはもう大騒ぎ。
「知らない間にぷーが食べちゃったんでしょ?」
「食べてない!」
「食べたの憶えてないだけでしょ!?」
「絶対食べてない!!」
そのうちぎゃーぎゃー泣き出した…。

きゅうりごときで泣いてる事と、『食べたかもしれない』って考えに及ばない事に、こっちもついイラッとしてしまい、すんなりもう1個どうぞって言えなくなっちゃって。
今思うと実にくだらない揉め事なんだけどね。
でもやったかもしれない事をやってないって断言したらダメだよね。
そういう時には「記憶にございません」っていう言葉があるんだからさ。(時に大人はずるい使い方をするけど)

攻防戦ののち、ぷーはやっと
「知らないうちに食べちゃって、食べた気がしないからもう1個ちょうだい」
と言ってきた。
最初から、その言葉を待ってたのよ。

もう1個あげたら、いつまでもいつまでも、満足げにきゅうりを口にくわえてた。
その姿を見て甥達も同じようにきゅうりをくわえてゲラゲラ笑ってる。
ぷーも泣いたカラスがもう状態。

なんだか可笑しくて、かわいくて、思わず写真撮影。
「ほらほら3人並んで〜!」
普段は写真撮ろうとしても、ちっとも3人揃ってカメラに収まってくれないのに、この時はうれしそうにお口にきゅうりでポーズとってくれた。
その時の涙目笑顔が、私の今の携帯の待受け。
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