こころのままに
2004年06月10日(木)  オスが・・・。
現在ぷーが夢中のカブトムシの幼虫。
メスの方は脱皮しながら茶色に変色してきて、いよいよ蛹になりそうな感じ。
でもオスの方は、ここ3日ほど、容器の底にじーっとしたまま動いていなかった。

『死んじゃったのかな』
と思いつつも、どうぷーに伝えたらいいんだか悩んだけど、今日思いきって
「オスの幼虫、全然動いてないけど、死んじゃったのかなぁ」
って言ってみた。

そうしたら、
「死んでないよ。じーっとしてるだけだよ」
と、絶対に幼虫の死を認めたくない様子。

蛹になる前で動かないにしても、蛹室を作ってる様子もないし、このままにしておいて元気なメスに影響があると良くないので、土を除けて触って確かめてみた。
「固くなっちゃってるね。全然動かないね」

その瞬間、ぷーがすごい勢いで泣いた。
「悲しいよ〜。かわいがってたのに! 水をあげ忘れたからいけないんだー!」
「悲しい悲しい〜〜!! もう思い出の中にしか生きてないんだーー!!」(←なかなかいいこと言うじゃないかと少し思った(笑)。)

泣いてるぷーをなぐさめながら、元気にカブトムシになる幼虫もいれば、かわいそうだけど死んでしまう幼虫もいる、だから誰が悪いわけでもないんだよって事を説明した。

一旦泣きやんでもまたすぐに泣き出す。
「やっぱり悲しい〜。せっかく買ったのに、無駄遣いになっちゃったよ〜。お金がもったいないーー。」
はあぁ〜〜、こんな時にそんな事を・・・。
子供なのにお金の事気にするように育ててしまったわ・・・。

「今度はスーパーで買うんじゃなくて、夏になったら早起きして森に探しに行こうね」
と約束。

深夜帰宅したパパに、
「夏休み、○○公園の森にカブトムシ取りに行くからね!」
と宣言したら、
「え〜? あの公園にはいないだろう〜〜」
いいえ、いますから! 絶対見つけてやる〜〜!!
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