こころのままに
2002年10月01日(火)  オマエを守るから!
台風接近がしているのは解っていたけれど、もうすぐ私の妹の誕生日なので、

プレゼントを選びに、私の母も一緒に出掛けた。

ぷーちゃんがせかすので、じっくり選べたものじゃなかったけれど、

どうにか買い物を済ませ、実家へ行った。

そして今日はおじいちゃん(私の父)の誕生日だった。

私は何もプレゼントとか用意してなかったけれど、

ぷーちゃんがおじいちゃんの顔の絵を描いた。

「フンフン、フフフン♪」と鼻歌まじりであっという間に描き上げたおじいちゃんの顔は、

なんとなく特徴をつかんでいて、おじいちゃんも嬉しそうだった。

夜までゆっくりしていたかったけれど、だんだんと雨と風が強くなって来たから、

夕方に帰る事にした。

車に乗り降りするだけで、びっしょりになるほどの強い雨。

車から降りて、玄関まで歩いている時、すごい風が吹いた。

その瞬間、ぷーちゃんが私をつかみながら言った。

「オマエを守るからぁ〜〜!! 全ては負けないっ!!」

オマエって何? 仮面ライダーとかでこういうセリフあるの?

そして玄関を開けて家の中に入る時、いつもなら真っ先にぷーちゃんが中に入るのに、

今日はぷーちゃんが私の事を押し入れるように中に入れてから、

ぷーちゃんは後から入ってきた。

こうやっていつの間にか男の子って頼もしくなって行くんだね。

なんだかちょっとうれしかった。



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