こころのままに |
2002年07月11日(木) カルガモおじさん |
台風一過で朝からすごくいい天気。 ぷーちゃんは 「カルガモさんに会いに行きたい」 って言ってる。 でもあまりにも暑いので、夕方から大きい公園に行った。 “カルガモの赤ちゃん、大きくなったかな?” 池を探すと、いた、いた! まだ産まれたばかりみたいなすごく小さいカモが11羽。 そこに自称カルガモおじさん登場! カルガモについて延々と説明開始(笑)。 おじさんが言うには、11羽の赤ちゃんのうち、6羽は、 すみっこの方で淋しそうにしている母カモの子供らしい。 その母カモは、先日ネコに襲われ、格闘の末、コガモのうち2羽を奪われ、 母カモも傷を負い、その傷を癒しているうちに、コガモたちは皆、 別の母カモの方に行ってしまったそうだ。 コガモを自分の所に戻すことも出来ず、すみの方で、いつも淋しそうに見守っているらしい。 なんだかしんみりしてしまった。 おじさんは、残りの人生をカルガモに捧げているらしい。 毎日、エサ代だけで1000円くらいかかるのに、使命感を持って、エサをあげているらしい。 おじさんが、ぷーちゃんにも、エサをくれた。 何度も、何度も、エサを渡してくれるたびに、 「カモにやるんだぞ〜。自分で食べちゃダメだぞ〜」 なんて言うから、 「わかってるよ、わかってるよ〜! 言われなくてもわかってるよぉ!」 って、何回もぷーちゃん、言い返してた。 そうしたら、 「この坊や、しっかりツッコミ入れて、オレのギャグがよくわかっててなかなか賢いなぁ」 なんて言われてしまった。 おじさんや、ぷーちゃんが、餌付けしてたおかげで、今日は結構近くで写真をたくさん撮れた。 そうしたら、おじさん、 「タウン情報で、カルガモの写真コンテストやるみたいだぞ〜。賞金20万円出るみたいだぞ」 そして、 「もし賞金もらったら、エサ代として、1割バックよろしくね♪」 だって。 おじさん、それもギャグなのか? 日も暮れて来たので、カルガモとおじさんにさようならをして帰った。 振り向くと、カルガモおじさん、夕陽に目を細めながら、 ぷーちゃんに、ずっと手を振ってくれていた。 |
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