こころのままに
2002年05月04日(土)  公園で会った幼稚園児
先日、大きい公園に行った時、その日はとてもいい天気で、遠足の幼稚園児もたくさんいた。
公園の遊具も、すごい混雑。

人が多いと圧倒されてしまうぷーちゃんは、遠慮がちに遊具によじ登ろうとした。
その時、息子より一つか二つ年上と思われるかなり体格の良い一人の幼稚園児の男の子が、ぷーちゃんを押しのけて登ろうとした。
「押さないで」とぷーちゃんが言うと、その子はいきなり顔にツバを思いっきりかけた。

親も先生も誰も見ていない。
子供同士のケンカは、ある程度は見守った方がいいかなとも思うけれど、見て見ぬふりは出来ないなと思い、
「押したり顔にツバをかけたりしたらいけないよ。悪い事をしたらごめんなさいしようね」
とその子に注意をした。
すると、その子はすぐに「ごめんなさい」と謝ってくれた。

しばらくして、その子は、私の事を気にしている様子でちらちらと見ていた。
私は、笑顔でその子を見た。
その時、ある事に気が付いた。

体格も良くて、どう見ても普通の幼稚園児(“普通の”という言い方は良くないかも知れないけれど)のその子は、ずっと一人の女の子に抱きつくようにしながら遊んでいて、一人で行動が出来ない様子。その女の子は常に男の子の様子を気にしながら遊んでいる。
他の子供とは少し違う感じだった。

その男の子に何か障害があるのかどうかははっきりとはわからないけれど、さっき、注意してしまったけれど、よかったのかなと一瞬考えた。
でも、そんなことを考えること自体、違う目で見てしまっていたと思い反省した。
悪い事をして「ごめんなさい」を言う当たり前の事だけれど、自分の子にも他の子にも、同じように伝えたい。





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