こころのままに
2002年03月24日(日)  サクラサク
朝起きたら、まだなんとなくおなかが痛い。
夫に「あったかい紅茶が飲みたい」とお願いしてみた。
“あれ、返事がない。もういい、自分で入れよう”と思っていたら、台所から「ピーッ」とヤカンの鳴る音。
「ユウちゃ〜ん、紅茶どこにあるの〜?」
紅茶のティーバックのありかも知らないのか……。
思い返せば、結婚して12年経つが、紅茶を夫に入れてもらうのって初めてだ。
「人に入れてもらう紅茶っておいし〜い!」
素直に喜んで飲んだ。ホントおいしかった。
「今日のお花見は中止にする?」「どうしようかな〜」
そんな会話をしながらウダウダしてたら、もうお昼だ。
具合も少し良くなってきたので、急いでおにぎりを作ってお花見に行くことに。
とりのからあげも作るはずだったけれど、サラダ油がないことに気付き、おかずはウインナーと卵焼きとプチトマトだけになっちゃった。
1時30分頃、去年もお花見をした公園に着いた。
桜は見事に満開で、ぷーちゃんも大喜び。
はしゃぎ過ぎて、おにぎりとジュースを両手に持って、動き周りながら食べてる。
私は去年、この場所で桜を見た時のことを思い出していた。
去年のあの頃は、夫が長い失業期間の後、やっと就職が決まって新生活がスタートした時だったなあ。
「職が決まってから、桜を見れて良かった」なんて言ってたよね。
あれから一年、本当にたいへんな一年だったな。
でも今年も家族でお花見が出来た。
来年も再来年もずっとずっと……こんな小さな幸せを積み重ねて行きたい。
時々ちらちらと散る満開の桜の下にいると、何故かいつも、こんな気持ちになる私です。





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