新古今東西お笑い見聞録



歌舞伎

2003年04月15日(火)

先日歌舞伎を見に行ってきたのですが
今まで勝手に思っていた
敷居の高い高尚なものというイメージがあったのですが
実際見に行ってみてそれが間違っていることが
よくわかりました。

伝統という奥の深さはあるのですが
江戸時代から親しまれているだけに
時代に順応する懐の深さは素晴らしいものでした。

また劇中に「命」や「なんでだろ〜♪」も
取り入れ観客を楽しませる工夫もあり
全ての大衆芸能の原点であることを
かんじずにはいられませんでした。

それを考えると笑いに関しても
同じで落語という芸は
日本人の笑いの原点と言っても過言ではなく
当然その中には現代にも順応できる
懐の深さもあり常に高いレベルで
笑いを提供できるものであるといえます。

今までの歴史の中競合相手も多くいた中
この21世紀平成の世まで生き残っている
この芸を現代の芸を追及するものは
先ずは基礎として勉強するべきではないかと
改めて思った日となりました。






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