2002年03月02日(土)
<ハリガネロック>
ハリガネロック東京進出というニュースを 昨日帰宅したときに妹から聞いた ハリガネロックは関西若手の中でもトップクラスの 漫才師である。
先のM−1グランプリにおいて準優勝と全国的に その実力をしめしたことを見て関東の番組製作者の 食指を動かす結果になったのだろう。
さてこの東京進出、私は非常に嬉しく思うのだが 東京の番組製作者に懐疑的な見方もしている。 ハリガネロックが東京に進出することで今まで以上に 全国で彼らの良質の笑いを目にすることとなるはずである。
しかし彼らは漫才師であってその辺のタレントとは 違うのである。それを現在の番組制作で使っている 3流タレントと同じように使うつもりなら彼らの良さの 10%も出せない結果になるはずである。
私の予想ではユウキロックの需要は増える変わりに 大上の需要は減るのではないかと心配する。 いろいろな番組を見て大上は非常に控えめで 大勢のいる場ではいまいち前に出てこない。
中川家の兄剛は控えめではあるが 比較的出たがりな所があるため兄弟が 東京である程度目立つことが出来ているが ハリガネロックの場合ユウキロックだけが目立つ結果になり ユウキロックだけの需要になってしまえば 間違いなくユウキロックは東京を捨てるだろう。
これはユウキロックが漫才を大切にしているからで ハリガネロックというコンビを大切にしているからである
私はハリガネロックの東京進出には賛成だが もし東京の番組製作者が彼らの良さを引き出せない 使い方しか出来ないのならば、大阪に帰って来て欲しいと 思っている。
東京にこだわる必要はないのである。 笑いはどこよりも関西が最先端。 ムーブメントは西から起こってその後東に伝わるのである。 ハリガネロックが東京を見限り大阪に帰ってきても ファンは皆温かく迎えるはずである。
ハリガネロックには今までのスタイルを崩さず 漫才師ハリガネロックとしてただのタレントに成り下がらず 全国制覇を成し遂げて欲しい。
<$10>
さてさて本日第2段は$10 たしか今日のOAバトルにも出てるような 記憶はしたのですが、とにかく私は $10が好きなので書くことにしました。
$10は「これぞ関西のコント!!」という ものを見せてくれます。 基本的にコントなので舞台の上でのストーリー なのですが、浜本さん、白川さん、客という三角形で 楽しめるものになっています。
$10のコントは従来のコントと言うよりは 衣装や小物などでビジュアルを整えた 漫才という方が正しいのですが、視覚的に わかりやすいため客も一緒に突っ込める というような両者の距離の非常に近いものになっています。
さらに二人のキャラクターがフレンドリーなため 見ているほうもいつのまにかひきつけられているという 状況になっています。
そして$10の特徴として浜本さんの特殊なツッコミと 白川さんのやさしい物腰です。 こう書くとボケはいないのかと思うかもしれませんが 浜本さんはれっきとしたボケです。 しかし関西のお笑いはボケはボケだけしていればいいと 言うものではなく両方がボケ、ツッコミを出来なくては いけません。 その中で特徴的な浜本さんのツッコミというのは、 「ツッコミ→ノリ→ツッコミ」という独特のノリツッコミで 突っ込んでおきながら、やっぱりボケるというところが やはりボケなんだなぁと思わせるところです。
さてみなさんもOAバトルをチェックし$10ワールドを 楽しんでみてください。
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