朝から携帯が鳴ったのです。
「朝からゴメンな!あんな!新聞何とってるんやった!?」
おぉ、テンションが高い友達です。
あ、朝日やけど
「残念!あんな、毎日新聞に所長が載ってる!」
いっつもこれや、何か自分たちに絡んでる記事は読売か産経か毎日か神戸新聞や…
「亡くなられた娘さんが撮った写真を集めて写真展するって載ってるよ〜!」
マジ!?
そうか、そう言えば言ってたな!もうやってるんかいぃ
「どうする?!お花でも贈るかな?どうしよう?!」
とりあえずまた打ち合わせましょう〜(笑)
さて。
結局お花を贈るよりも足を運ばさせて頂こうって事になり、今度の日曜に行って来ます。
新聞記事の内容は…(出勤途中のコンビニで毎日新聞買った)
突然の娘さんの死に向き合えないまま過ごしてきた母親だったけれど
7回忌を目前に受け止めれるようになり、供養にと写真展を考えたのだといいます。
我が家が保育所に通いだしたそのちょうど1年前に
娘さんを亡くされていた所長先生。
あたしがかりんに対して厳しい態度が続いて居た時、見かねたのでしょう、
声をかけてくれました。
「あのね、お母さん?私も娘が居るのだけどとてもとても後悔しているの。
もっと優しくしてあげれば良かったなぁってね。」
とか
「かりんちゃんはお母さんが大好きよねー?たくさん抱っこしてあげてね。
お母さんもそんなに固くならないでいいのよ。」
とか
「後悔しても、戻ってこないのよ?だから今を大事にね。」
ってね。
娘さんは成長し、幼児ではなくなった為に、もう後戻りは出来ないって事だと。
そういう類の後悔だと思っていた。
だから正直「わかってるっちゅーーーねーーーん」って、思った。
ごめんなさい、所長先生。
あの時のあの言葉が。
娘さんの死を受け入れれていない母親としての言葉だったなんて!
想像も付かなくて、軽く返事してしまって…
ごめんなさい。
後から思い出せば本当に辛い時期を過ごされていたのだろうと思う。
私なんて保育所に子供を預けだした時は先生の娘さんより年下で
さよならする頃には追い抜いてしまったよ。
それを間近で見ていらっしゃったんだもんな。辛くないわけがない。
卒園の時に「娘との記念撮影よ♪」って言ってくれた、あの笑顔。
忘れれません。
自分なら乗り越えられるのか?
答えは見つかりませんが、今を大事に生きたいと思う。
ココです。
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