2018年07月04日(水) |
覆面企画8最終見直し中 |
先日、全ブロックについて一応のファイナルアンサーを出しましたが、まだ少し時間があるので、最終推理の投票はせず、検証が甘かったところや納得のいかないところを中心に、全ブロックあちこちの見直しをしています。
まずは、ちょっと気になってたBブロックの於來さん=01(ス・ガ・ル・テ)説。 自分が検証したあとにしたツイートを貼っておきます(書き間違い等修正済み)。
*** 大詰めにさしかかった探偵TLに、突然の爆弾を投げ込んで見る。誰か、『於來さんが01じゃない説』を検討してみる人はいませんか? 私、ちょっとだけ疑ってる。理由はいくつか。
まず作品自体だけど、B01、いろいろ特徴がありすぎて、フェイク臭がぷんぷんしますよね。『温和に調えられた』とか『部屋々々』とか『憤ろしい』とか、見れば見るほど特徴ある用語用法がザクザク。
でも、それらの単語を、於來さんが普段からよく使ってるかと言うと、探せばあるかもしれないけど、すぐ目につくほどは使ってない。そして大量のルビ。於來さんも普段からわりとルビふるけど(ルビタグではなく 《 》等で)、ここまで多くないような……?
そして場外推理。こないだの揺すぶり発言は別としても、以前誰かがBブロックの感想ツイートを流し始めた時、01を通り過ぎたあとで、於來さんが『○○さんがBブロックに来てる……ドキドキ』みたいなツイートをしたんです。まるでこれから自分の作品にさしかかるのを待ってるみたいじゃないですか?
あと他にも何かあったんだけど、忘れた……(^_^;)
というわけで、どなたか検証してみませんか?(笑) 私は、ちょっと考えたけど、やっぱりやめましたが(^_^;) ***
というわけで、書き込みの段階では既に自分は検証を終えて、やっぱり於來さんは01だという結論に達していたのですが。 理由は、於來さん=01の証拠が見つかったからではなく、もし於來さんが01でなかった場合の移動先として想定した05赤い手、11カデンツァが、再度じっくり見直した結果、それぞれ三和さん、げこさんであることが補強されてしまったから。
特にげこさん。 これを当てはめる時、なんでそれなりに迷ったりしたんだろう。 物証ありありの、どう見てもげこさんじゃないですか……。
なんで迷ったかというと、げこさん=11に疑問があったからではなく、もうひとりの候補として残っていた三和さんが、ここでなければ05になってしまうということに不安があったからです。 三和さん=05は、はっきり言って消去法でした。 が、今回、改めて見直して、最初は消去法でここにもってきたわりに、この組み合わせが意外と強力だということに気づいてしまいました。 そんなわけで、げこさん、三和さんの配置に自信を強めてしまい、他はもう最初からわたし的には動かせないので、於來さんは動かすところがなくなって、元の01に落ち着いたのでした。
結論。Bブロックは見直し後の変更はなし!
そして、検証の甘かったAブロックに戻ってきました。 アヤキさん本人に『ワタクシを捕まえてごらんなさい』的に煽られたことだし(笑) そういえば、アヤキさんと水城さんは、ほとんどまともに検証してないんですよね。
前回のAブロック推理日記に、
*** 私、前回も水城さんとアヤキさんの判別にさんざん苦労したんじゃなかったっけ……。だからAブロックの顔ぶれ見た時、ぎゃーっと思ったんだ……(^_^;) 今、水城さんの意気込み見てきたら、「またアヤキさんと一緒だから探偵さんを惑わせることができそう」と書いてらした。はい、惑ってます……(T_T) ***
とまで書いておきながら、アヤキさんを06にした理由は、ほぼ、『問うた』一点だけなんですが……。 これ、水城さんも『問うた』を使ってたら一発アウトじゃない?(^_^;)
……と思って、調べたら、あった……Σ(゚д゚lll) 水城さんのとこにも、『問うた』が……。 ファンタジーだけど重厚古風なやつじゃなく、わりと現代的でライトなやつで。 なんてこった。 そして、水城さんのサイトのトップページには、おねショタアンソロに参加しているというアナウンスが……。 えっ! 今アヤキさんにしてある06は、まごうことなきおねショタ! アヤキさんの発言は、正直、あんまり本気にとってなかったけど、こ、これはちょっと本腰入れて検証せねばならない……。
そう思って水城さんの意気ごみとサンプル集を見る。 一人称のサンプルとして出てた作品を見ると……えっ、この一文長めの文体……。 小四の男子の一人称で『確実に健康に害が及んでいるように思う』……? えっ……。
本気で物証集めからやり直します……。
というわけで、物証にあたった結果……やっぱり、入れ替えは無しにしました。 アヤキさんは03でもおかしくないのですが、でも、06のほうに、強い物証が出てしまったので。 『いちいち』を『一々』と書く人って、レアじゃないですか? そうでもない?
一方、水城さんも06でもおかしくないのですが、でも、03の台詞回しが、すごく水城さんだったので……。
よって、Aブロックも変更無し。
そして、自ブロックであるCブロックで、再検証の結果、大幅な入れ替えがありましたが、これは正解発表後に推理日記を公開します。
そして、一番納得がいっていないDブロック。
どこに納得がいかないかというと、いわしさん=07オズです。 滅んでるけど、一見ファンタジーに見えるSFだけど、なんか違う……。 文章に、『角の丸い四角』(←私のいわしさんの文体イメージ)感がない気がする……。 もしかして、やっぱり塩中さんといわしさん、逆なんじゃない!? だって、07の冒頭の情景描写が、すごく塩中さんっぽい。 そして、私が07は塩中さんじゃないとした理由は、『塩中さんはこんなまともな倫理観の作品は書かない!』という失礼な決めつけだけで、何も検証してないんです。
そんなわけで、塩中さんのサイトを再訪して、あちこちぱらぱらと読み返して見たところ……逆に、塩中さんがやっぱり06ヴォストークであるという確信が強まってしまいました。 (理由は語り口の個性)
じゃあ、他に、どこなら動かせるかな……と見回して、あり得ると思ったのは10、てとちゃん。 今、五十鈴さんになってますが、これははっきり言って消去法です。 なんとなく読点のリズムがそれっぽいとか、ラストの余韻が特定の五十鈴さん作品に通じる気がするとか、その程度です。 そして、てとちゃんといわしさん、そんなにかけ離れてはいないような……? 07よりはこっちのほうが『角の丸い四角形』に近いような……。 よしっ、検証開始!
07と五十鈴さん作品を比べるなら、前回の覆面作、シリアス異世界ファンタジーの『龍呼舞』、それも、フェイクのための行詰め・文詰めを元に戻したと思われるサイト版でしょう。
……あっ。似てる……!? まず見た目が似てますよ? あ……書きぶりも似てる。 えっ、すごく似てる……。 なにが似てるって、これだけの壮大なストーリーを、この文字数で、全く不自由なさげにあっさり書いちゃうところですね。 漢字変換も、特に決め手になるほどの一致はないけれど、特に大きな差異もない。 これは、そもそも、あんまり特徴のある変わった変換がないので仕方ないです。
特に決め手になるような物証は出なかったけど、こちらのほうがてとちゃんより五十鈴さんぽいような気もするので、もし、いわしさんとてとちゃんを見比べて問題なさそうなら、入れ替えてもいいかも!
てとちゃんはどう見てもフェイク作だから漢字変換とかを調べてもしょうがないと思われるので、あとはもうフィーリングだけですが、うーん、ヤンスを、ひらがなと改行を多くしたら、ちょっとこんな感じになるのでは……? 二回続けて童話フェイクはないだろうけど、一回、全くテイストが違うものを挟んでいるし、10=いわしさん、アリなのでは……??
うーん、てとちゃんとオズのいわしさん感は、正直どっこいどっこいな気もするんだけど、でも、五十鈴さんのほうは、てとちゃんよりオズのほうが似てる気がしてきてるんですよね……。 物証がないことにかけては、五十鈴さん07いわしさん10でもその逆でもほぼ同じなので、フィーリングで違和感がないほうにすればいいのでは? せっかくの於來さんとの全一致を捨てるという危険な賭けになるけど、自分のフィーリングを信じて、いわしさんと五十鈴さんを入れ替えようかな……。 フィーリング推理なんてファーストインプレッションでやることで、いまさらやることではないのは分かってるんだけど、ここはフィーリング以外に根拠が見つからないので……。
でも、ここがたぶん最後の迷いどころで、まだもう一日余裕があるので(最終日は7日だけど私が推理できるのはたぶん明日まで)、あと一日悩んでから決めようと思います。
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