2018年06月01日(金) |
覆面企画8・Bブロック推理その2 |
Bブロックに戻ってきました。
ここはファーストインプレッションで、だいたい埋まってるんですよね。 ただ、moesさん、三和すいさん、初参加のげこさんの三人が、第一印象でこれだ!というのがなくて、同じくぴんとくる人がいなくて残った作品3つ、05、09、11に、とりあえず割り振ってありました。
というわけで、前回までの結果をぺたり。
01 ―― ス・ガ・ル・テ 於來見沙都さん★ 02 フーガには二つ星を連ねて enuさん☆ 03 ジャクリーンの腕 Veilchenさん☆ 04 マリー・アントワネットの手を取って 篠崎琴子さん★ 05 赤い手 白い手 げこさん 06 手児奈物語 鶏林書笈さん★ 07 イハンスにやらせろ 歩く猫さん★ 08 花咲と白い犬 みずきあかねさん★ 09 手の行く方へ moesさん 10 ローマでも長安でも洛陽でもない、ある都の休日 盲管さん★ 11 手探りカデンツァ 三和すいさん (★がついてるのはかなり確信がある人で、☆はわりとそんな気がする人、あとはまだ当てずっぽうです)
まずは、げこさん、三和さん、moesさんの三人とこの三作を見比べて、うまくハマれば他の人はこの仮配置のままでOKかな……? ということで、検証開始。
まずは、なんとなく、11から。 これ、さっと読んだ時は特にすごく特徴があるとも思わなかったけど、文章を細かく見ていくと、特徴アリアリで、推理の手がかりだらけじゃないですか? その時点で、フェイクでなければ初参加の人くさい。 なので、げこさんと照合していくと、算用数字、『良い』『無い』の変換が合ってるし、『~かも知れない』と変換してる箇所や男の子の『くん』(←君ではなく)呼びも一箇所見つけたし、げこさん、スマホのことをケータイ/携帯とも言うようだし、ラインのことをラインと書く(ナントカアプリとかではなく)人のようだし……よし、げこさんだ! 意気込みで、『普段勢いでつけるタイトルに今回は凝った』と言ってて、たしかに、サイトにあるのはシンプルなタイトルが多いけど11はとってもシャレたタイトルだし。
すると、残りは05と09。 09は、そして、やっぱりmoesさんっぽい……。 05、09、11はあてずっぽうで当てはめたと言ったけど、moesさんだけは、わりと「これっぽいな」という感触があったんです。
なので、moesさんと09を、じっくり見比べて見る。 やっぱりmoesさんの匂いがしてきた……! まず、漢字の開き具合。かなり開く派です。 『わかる』『できる』と開くけど『きづく』は『気付く』なところも一致。 そして、moesさんは描写がとても丁寧で、動作や行動を順を追って細かく書いてゆくし、情景描写も詳細かつ具体的で、このお話の情景描写の雰囲気は、とてもmoesさんっぽい気がします。 09にある『程なく』『至極』などの表現もサイトで見つけました(特に珍しくはありませんが)。
そしてmoesさんは、こういう、少し不思議系の良い話を数多く書いているようです。 前回の覆面参加作ともテイストが近い気がします。 ただ、11にあった『良い』の変換は、げこさんだけでなくmoesさんにもあるのですが、まあ、都合の悪いことは無視で(←いつもの敗北フラグ(笑))
さあ、これで三和さんが05に当てはまれば、丸く収まるぞ!
……と、思ったのですが、うーん、あんまりピンと来ない……。
05、三和さんにしては一文が長くない? 漢字の開き具合は近いんですが、それはmoesさんも近いし……。 05、09、両方、漢字はわりと開く派で、三和さん、moesさんも、どっちも、わりと開く派なんですよね。 なので、変換では区別がつけにくい。
ただ、これをmoesさんが書いたら、会話にもっと小文字(『なぁ』とか『まぁ』とか『ねぇ』とか『えぇと』)が現れるのではないかと……。 (これについては、11も同様です) 消去法的には、やっぱり三和さんだよね……。 三和さんは、短い作品が多いからか、細かい情景描写をあまりしない気がします。 その点、05も、あれだけのストーリーを6000文字でやってるからかもしれないけど、よく見ると、具体的な描写が少なめな気がするので、三和さんらしいといえばらしいかも……。 でも、やっぱり、あんまりピンときません。
このお三方、それぞれ特徴の一部ずつが被ってて、すごく困ります。 げこさんもmoesさんも会話に小文字が目立つし、三和さんもmoesさんも漢字を開き気味だし、かと思うと、げこさんもmoesさんが揃って、開く人が多い『良い』を閉じてたり……。 それでお三方のサイトをうろうろしていると、三和さんのところで11で使われている『ちゃっちゃと』という表現を見つけてしまうし(でも、珍しくないから無視!)、三和さんもげこさんもオノマトペのカタカナ率高いし……。
あちこちぐるぐる見ている内に、全員が11を書いてるように見えてくるし、09はmoesさんとげこさんと二人が書いてる気がしてくるし、05は誰も書いてないような気がしてくる……(^_^;)
でも、この三人の中だけで考えるなら、やっぱり05=三和さんしかないわけで。 そして、三和さんは意気ごみで『ちょくちょく小細工している』と書いているし、前回の作品は誰かになりきろうとした文体フェイクだったらしい。 文体でフェイクをしてくる人なんですね。 だったら05、ありかなあ……。 でも、最後の一人がいまいちピンとこないけど「きっとフェイクだから」で当てはめるのは、いつもの敗北フラグ……(^_^;) そもそも、この三人でこの三作というのも、まだ確定してるわけじゃないですし。
三和さん=05の可能性はそこそこあると思うので仮置きはしますが、一応、他の8人の中の誰かが05である可能性も頭の隅に置いて、これから、第一印象で埋まった8人について、それぞれ検証していこうと思います。 第一印象はほんとに第一印象で、すぐに「○○さんだ!」と思った作品ほど文章の細部をチェックしていないので、よく見比べたら実はぜんぜん違うというケースが出てくる可能性もあるので。 その場合、そこで三和さんの出番ですが、もし、みんなそのまま当てはまっちゃったら、消去法で三和さんが05になるしかないですね。
現時点での仮配置をぺたり。 01 ―― ス・ガ・ル・テ 於來見沙都さん 02 フーガには二つ星を連ねて enuさん 03 ジャクリーンの腕 Veilchenさん 04 マリー・アントワネットの手を取って 篠崎琴子さん 05 赤い手 白い手 三和すいさん(←げこさんから変更) 06 手児奈物語 鶏林書笈さん 07 イハンスにやらせろ 歩く猫さん 08 花咲と白い犬 みずきあかねさん 09 手の行く方へ moesさん 10 ローマでも長安でも洛陽でもない、ある都の休日 盲管さん 11 手探りカデンツァ げこさん(←三和すいさんから変更)
これから、第一印象で当てはめてあった残り8人の検証に入ります!
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