時々管理日誌
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2018年05月29日(火) 覆面8・A推理その2

戻ってきました、Aブロック。
さて、ここから推理の本番です!
まずは前回のファースト推理の結果をぺたり。

01 糸子教授の人生リセット研究所  川辺郁さんか楠瑞稀さんかすずさん?
02 アフロディーテーの手  アヤキさん?
03 導かれた先は  すずさんか川辺さん?
04 地面に手が生えていた  巫夏希さん(★確定)
05 現代人外住宅事情
06 魔女と秘密の88手
07 最果ての巫女  三樹さん
08 巡り巡って
09 手を貸した話
10 ハンスと五本指の魔法
11 黄昏時にその店は開く  藤原湾さん

ですが……。
実は、日記を書いてからBブロックに移るまでの間に、すでに推理に変動がありました。
01の候補の一人になっていた楠さんが、そういえば童話を書く人であることを思い出して。
それも、『試しに一作書いてみた』というレベルではなく、たしかアルファポリスの大賞複数回で複数作品が受賞したり最終選考に残ったりしてたと思う(違ったらごめんなさい)、本腰入った童話書きさんであることに!
私、それを、大賞参加時に、ちゃんと読んでいたのです。
読んでたけど、そのことを忘れてた……。
で、楠さんの童話をあらためて読みかえしに行ったところ、細部の検証をするまでもなく、10はフェイクでもなんでもない、単なる『楠さんのもうひとつの顔』だという結論に。

というわけで、今回のスタートはここからです。

01 糸子教授の人生リセット研究所  川辺郁さんかすずさん?
02 アフロディーテーの手  アヤキさん?
03 導かれた先は  すずさんか川辺さん?
04 地面に手が生えていた  巫夏希さん(★確定)
05 現代人外住宅事情
06 魔女と秘密の88手
07 最果ての巫女  三樹さん(★確定)
08 巡り巡って
09 手を貸した話
10 ハンスと五本指の魔法 楠瑞希さん
11 黄昏時にその店は開く  藤原湾さん

三樹さんも、日記を書いた時点ではまだ★をつけていませんでしたが、書き終わってBブロックに移ったときにはもう、私の中で確定の★がついてました。

さらに楠さんがどいた段階で川辺さんとすずさんの一騎打ち状態になった01も、他のブロックの推理をしている間に気になってちらちらと見に戻った結果、やっぱり川辺さんだよなあ、と、だいたい心が決まっていました。
もともと、順番に読んで03まできた時に、「なんだ、すずさん、こっちにいたじゃん」と思ったので、早く確定したかったのです。

なので、Aブロックに戻ってきて、まず最初に01を検証し、川辺さんにほぼ確定。
決め手は、カタカナのオノマトペ。
気になっていた人称と視点キャラの距離感(『川辺さんの一人称は外部カメラ型三人称に近い』という思い込み)も、最新作を読んだ結果、視点キャラの主観に踏み込んだ書き方もするのだとわかって、私の中で解決。

それからもう一つ、他ブロックを推理している間に、森崎さんのAブロック感想(←その時はまだ推理はなかった)で、09について『サッカー台』という言葉を使っているという指摘に、はたと思い出したことが……。
これは完全に場外推理なのですが、私、織人さんのブログかツイッターで、サッカー台の話をしてるのを見たことがる気がするのです。
そう思って09を見直すと、(あれ、たしかに、これ、文章も織人さんで合ってるのでは……?)と。

なので、そこを早く確認したくて、ウキウキと織人さんのサイトにお邪魔。
そしたら、奇譚文庫というコーナーに、作風そっくりな実話怪談系ホラーが何作もあった……!
主にかなり昔の作品のようですが、読点のリズムなども近くて、サイトの同じコーナーに並べてあっても全く違和感がなさそう。

そんなわけで、きっかけは場外推理だし、それも今となっては織人さんが本当にサッカー台という言葉を使っていたかどうか確信が持てないのですが、文体からも織人さん=09に見えてきたのでOK。
なんだ、これもフェイクでもなんでもなく、単なる『織人さんのいろんな顔の一つ』だったんだ!
しかも、『奇譚文庫』なんてコーナーになってるほど、メインの作風の一つだったんだ……。

このブロックで勝手にフェイク臭がすると思っていた二作は、二作とも、全くフェイクではなく、普通に、それぞれの作者さんの多彩な作風の一角だったんですね!(推理が合ってれば)

こうして、戻ってきた途端に、3作品が確定。

前回11に仮置きした藤原さんは、他に合わない箇所が出てこないかぎり、特に見直す理由はないでしょう。

ただ、前回早々に確定扱いにしていた04の巫さんが、戻ってきて見直したら、なんで自分があそこまで自信満々だったのか、理由を忘れてさっぱり分からないという事態に……!(笑)

物証としては区切り記号があったのですが、そんなのいくらでも変えられるし、そもそも巫さんも、そのときどきでいろんな記号を使うし……。
なんで私はあんなに自信満々だったんだっけ……????
主に、最後にサクっとオチをつけるショートショートのスタイルがサイトの掌編の多くと共通してるって理由だったはずですが、ショートショートって、そもそもそういうものだし……?(^_^;)

そんなわけで、過去の自分の自信満々っぷりに、ちょっとぽかんとしてしまったのですが、まあ、あらためて見直しても、作風的に、やっぱりこれでいいと、あらためて確定。
長編を読むと、ちょっと(ほんとに……?)となるんですが、まあ、長編と掌編で作風文体が違う人なのだろうということで。
掌編にロリコンネタが複数あって、口の悪いロリも出てきてたことだし。

なので、残るは、

02 アフロディーテーの手
03 導かれた先は
05 現代人外住宅事情
06 魔女と秘密の88手
08 巡り巡って

……の五作と、アヤキさん、すずさん、骨平さん、御桜さん、水城さんの五人。

御桜さんは、これまで匂いを感じなかったということは、少女小説系ではなく「あな健」または直近作の「〜あしながおじさん」系の現代ものでしょう。
となると、05か06。
「〜あしながおじさん」の作風的に、06が怪しい。
もしかして、ツイッターの魔女集会タグからあれを発想してたり?
文章の匂いをあらためてくんくんしてみたら御桜さんの匂いがしてくるのでは?
最初の『さらっと読み』の時はストーリーを追うだけで、文章そのものが凝ってる作品以外は文体にまで注意が向かないのです。

すずさんは、もともと、01でなければ03だと思ってたので、03で良いのでは?

というわけで、これから、02、05、08とアヤキさん、水城さん、骨平さんを見比べようと思います。

ところで、02って、てっきり女性同士の同性カップルだと思いこんでいたのですが、それって、あれらは両方女性の名前だという先入観のせいで、読み返してみたら、美姫が男である可能性もあったんですね。
ミキではなくヨシキだったりする可能性も……?
なので、02の作者探しは、ネーミングセンスも手がかりになるかもと思いました。

ここまでのまとめ。

01 糸子教授の人生リセット研究所  川辺郁さん
02 アフロディーテーの手  アヤキさんか水城さんか骨平さん
03 導かれた先は  すずさん?
04 地面に手が生えていた  巫夏希さん
05 現代人外住宅事情 アヤキさんか水城さんか骨平さん
06 魔女と秘密の88手 御桜真さん?
07 最果ての巫女  三樹さん
08 巡り巡って アヤキさんか水城さんか骨平さん
09 手を貸した話 織人文さん
10 ハンスと五本指の魔法 楠瑞希さん
11 黄昏時にその店は開く 藤原湾さん


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