時々管理日誌
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2018年01月07日(日) 今年は雑草粥

今日は七草粥の日でしたね。
うちは七日の朝に七草粥をやります。
うちの七草粥には、さいの目切りのお餅と、たっぷりの白砂糖が入ります。

ところで、七草は、今まで、だいたい、スーパーで買った七草セットに庭のハコベ等を足して増量して使ってたんですが、七草セットがとても高いため、今年は思い立って、庭の雑草(プラス大根)だけですませてみした。
七草のラインナップには諸説あるし、どうせ地方や時代によっても違うんだろうし、正確に同じじゃなくても、だいたいでいいんじゃない?と思って。
雪が深い地方ではパックの七草セットを買う他ないかもしれないけど、幸い温暖な千葉に住んでるんだし。

そういえば、私が子供の頃は七草セットなんか売ってなくて、そのへんの道端で摘んできた適当な雑草で作ってたから、七種類揃ったことなんて、一度もなかったです。
東京郊外の住宅地の道端で摘めるのなんてハコベとペンペン草(=なずな)とハハコグサ(=ゴギョウ)くらいだったので、毎年それだけで作ってました。

で、今年用意したのは、まず、たまたま冷蔵庫にあった大根。
あと、ハコベ。ウシハコベだけど。
正しい七草と同じなのは、これだけ。
あとは、ナズナ(ぺんぺん草)代わりのタネツケバナ。これは、ほぼ同じようなものだから!
それと、セリの代わりに、セリ科のヤブジラミの新芽。
あと、ホトケノザは、本当はコオニタビラコのことだと言われてるけど、かわりに、現代での通称がホトケノザであるところのヒメオドリコソウ。
これで5種類。
大根と大根の葉っぱを別もの扱いにすれば、なんとか6種類?

ゴギョウ(ハハコグサ)が見つからなかったのは残念でした。
あと、スーパーに芹と蕪が売ってなかったのも。
お正月開けで品薄だったんでしょう。
芹の風味は好きだから、芹だけ売ってたら書いたかったんだけどなあ……。

個人的には、七草の中で、おかゆに入れて本当に美味しいのは、芹と大根だけだと思います。
ハコベは匂いが土臭いし、たくさん入れると酸っぱい。
他はおおむねただの草で、よっぽど大量に入れなければ特にヘンな味もしないけど、ただ青臭いだけで、特に美味しいわけでも……(^_^;)
まあ、私はその青臭い風味が好きなんですが。

というわけで、庭で採った雑草と、あとは大根だけで七草粥を作りましたが、別にいつも通りで、普通に美味しかったです。
ヤブジラミがけっこういい仕事してたような気がします。
来年からも、この雑草粥でいこうと思いました。

そして、来年からは、12月中にたまたま蕪を買った時、ついでに葉っぱを少し茹でて刻んで冷凍保存しておこうかと。
お正月開けには蕪が売ってないことがあるから。
そして、あらかじめハハコグサを見つけておくか、なければタンポポでもカラスノエンドウの芽でも何でも、何かしら食べられる雑草をもう一種類追加すれば、立派な七草になりますよね。

私が、七草の草の種類なんて正確でなくてもいいんじゃない?と思うようになったきっかけの一つは、前に近所のスーパーで売ってた謎の七草セット。
野草は一種類も入って無くて、小松菜と春菊とほうれん草とカイワレと二十日大根と……みたいな感じでした(^_^;)
あれがアリならなんでもアリでしょ!
ちなみにその斬新な七草セットは、本物の七草セットより一回り安かったにもかかわらず、翌日大量に売れ残ってました(^_^;)


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