この前、ご近所さんに食べきれないほど柿をいただいて、新聞紙に包んで冷蔵庫に保存することが何度か続いたのですが、それで面白いことに気が付きました。
同じ日に木からもいだ、同じくらい色づいてる柿だったのに、何日か保存しておいて食べるとき、まだ固いのと、赤くなって中がじゅくじゅくになっているのとあるのです。 木になってる段階で他のより特に早く赤くなってる実は傷があったり虫がついていることが多いというのは、前から気付いていたのですが、この場合、もらったときは同じ色づき具合で。
食べる日にちが数日違うのは関係ないです。 今日のは熟してるけど次の日のは熟してないということも多くて、保存した日数が一日二日違うから熟し具合に差が出ているわけではないのです。
で、あるとき、ふと気がついたのは、熟している柿には種があるということ。
全部同じ木になった柿なんですが、この柿、一本の木に種があるのと無いのがなるんです。 しっかり太った種がいっぱいはいってるのもあるし、全く種がないのもあるし、実りそこなったみたいな平べったい種がちょっとだけ入ってるのもあって。 で、早く熟したやつは、みんな、多少に関わらず種にあるやつでした。 特に種がしっかりしてるのほど完熟率が高かったです。
で、仮説を立ててみました。 果実の追熟を促す植物ホルモン、エチレンは、種が熟してるほうが良く出るのではないか、と。
その理由は……。 果実は美味しく熟すことによって鳥や動物に食べてもらい、種を運んでもらう。 なので、種が熟して準備ができたら、実も熟させて食べてもらおうとする。 種がまだ熟してないものは、まだ食べられたくないので、エチレンをあまり出さない。 そういうことなのでは?
ネットでざっと検索したところ特にそういう情報はなさそうだけど、わざわざ資料を探して調べる必要もないので、とりあえず仮説のままですが(^^ゞ
話は変わって、WEB拍手を押してくださった方、ありがとうございます! 8日にコメントくださった方、嬉しいです! 何を読んでくださったのでしょうか……。 あまり新しい作品は増えないので申し訳ないのですが、古い作品の量はけっこうあるので、よろしければまた遊びに来てくださいね!
|