時々管理日誌
時々だけ書く管理人の日誌です。
サイト運営や創作について、日々の雑感など。

2016年03月06日(日) 覆面7・Dブロック答え合わせ

Dブロックの答え合わせと一人反省会です。
(一部、タイトル省略失礼します)

D01 セイシした闇の中で       土岐さん× →彪峰いつかさん
D02 ずっと一緒でいてね(※注)   アヤキリュウさん× →耀華さん
D03 ね、あなたの笑顔も食べたいな  天菜真祭さん◯
D04 人間スープはキスの味がした   捺さん◯
D05 嘘つきな唇(※注)       星埜ロッカさん ◯
D06 佳人薄明            盲管さん◯
D07 Over the Rainbow        耀華さん× →アヤキリュウさん
D08 R18-G<1>            篠崎琴子さん◯
D09 夏の虫             彪峰いつかさん× →土岐さん
D10 ひかりのかみ          水城翼さん◯
D11 多眼の種            だもさん ◯
D12 ゲーム世界に転生して      あまねさん ◯


正解率は8/12 約67%。
 
こ〜れ〜は〜悔しい〜〜〜!!!
あちこちが!!

だって、間違ってた四カ所、どこをとっても、一時期は正解に辿り着いてたんですよね……。
特に土岐さんなんて、本当に最後の最後、結果提出直前まで09が本命で、なんとか09である証拠をかき集めようとしてたくらいなのに、間際になって、ヤケになって(?)えいやっと逆にしてしまって……。
どこもかしこも、惜しかった!!

この四カ所、迷いに迷って、ぐるぐるぐるぐる、どんどん配置を変え続けてたから、どの段階で止めても、どこかは合ってるけどどこかは違ってる状態だったとは思うのですが、よりによって、たまたま全部違ってる時にスロットが止まってしまった感(^^;)

この中で、一番『惜しい!』度が低いのは耀華さんでしょうか。
耀華さんも、一時期は、ちらっと02も考えたのですが、当てはめるまでに至らず、すぐに諦めちゃったから。
02かもと思った理由は『色めく』という単語なんですが、すぐに止めたのは、サイトに双子ネタがあったから。
しかも結末も似てたから、いくらなんでもそれはないだろう、と……(^^;)
でも、後書きによると、耀華さん、その短編の存在を忘れてたらしい?(笑)
なんてこった\(^o^)/

今回、小高さんもサイト作と似た設定(似てるどころか実はスピンオフだった)出してたし、でも、「百合だから紺山さん!」と安直に思ったのはぜんぜん違ってたし、その時々ですね(^^;)

で、かなり惜しかったのはアヤキさん。
こちらは、わりと前からギリギリ(推理最終日?)まで、ずっと09にいたんです。
しかも、『来た』という、立派な物証があったんです。
文体的にも違和感なく、共通する特徴的な語彙もあって、今にして思えば、なぜ動かす必要があると思ったのか……。
それを、ギリギリになって、『オーブンがチン』なんていう不確かな要素に飛びついて変えてしまったんですが、オーブンがチンというのはごく普通ですよねえ(^^;)
もっと変わった音が鳴ったならともかく!
ただ、『焼き上がった』等ではなく、わざわざオーブンの音を描写してるのが共通するかと思ったのです。

まあ、そこはきかっけにすぎなくて、動かした主な理由は、02の女の子たちの口調や会話のノリが、アヤキさんのサイトにあった学園モノに通じるような気がしたからです。
耀華さんも学園モノ書いてるけど、ちょっとテイストが違ったから……。
耀華さんの作風フェイクの罠にかかって、アヤキさんはそのとばっちりで間違われたという感じでしょうか。
Dブロックの最終日は、もう、混乱しまくって、いろいろヤケになってたので、最後の最後で魔が差した的な、いろんなことをやってしまいました!(ノ∀`)アチャー

このへんはまだ(ノ∀`)アチャーですむけど、とにかく痛恨なのは土岐さんですよ!!!
私、ずっと、土岐さんは04でなかったら09だと信じてたのに!
何度か土岐さん=01説を検討し、一時期は確定としつつも、やっぱりどうしても腑に落ちなくて、分が悪い賭けでも土岐さん=09に賭けたいと思っていたはずなのに!

特に、最後の最後まで気になってたのは、『じゅうぶん』の変換です。
土岐さんは『充分』で、彪峰さんは『十分』で、01は『十分』、09は『充分』なんですよ!
ここから単純に考えれば、彪峰さん=01、土岐さん=09になるし、作風的にも、彪峰さんはともかく、土岐さんについてはそれで納得できるのに、そんな単純にいくわけないと無駄に疑ってしまって、こんな明白な物証を無視してしまったのが痛恨です。
イメージ的には逆である場合に、願望につられて物証を無視して痛い目を見ることはままありますが、イメージ的には物証を信じたいのに、物証が分かりやすすぎて却って信じられなくなるという、まさに推理の魔物に魅入られた状態……。
こんな単純明白な物証を無視して、自分のフィーリングにも背く選択をするなんて、とっさに魔が差したとしか思えません。

これは、彪峰さんのほうがいまいち01だと信じられなかったせいですね。
彪峰さんが――を封印してきたから。
01は――を封印した彪峰さんである、というのも、一応、考えたのですが。
――を……に置き換えたらああなるのかも……と。
で、Dブロックは最後の方、推理経過を記録してるヒマがなかったので、推理記事には書かなかったかもしれないけど、体感的にはかなり長いこと、彪峰さんは01になってたんです。
(『体感的に』というのは、『実際に推理していた時間的に』ってことで、推理しないで放置してあった数週間より、みっちり推理してた数時間のほうが私にとっては長い時間なので……)

でも、やっぱりなんとなく納得行かなくて、それが、土岐さんを動かすという土壇場の暴挙の原動力に。

ここ、彪峰さんのステルス作戦にひっかかって土岐さんはそのとばっちりという、耀華さん&アヤキさんペア(勝手にペアにして失礼します)と同じパターンで、私の考えすぎによる自爆ですね(^^;)

そう、Dブロック推理の敗因は、ズバリ、『考えすぎ』!(笑)
考えすぎて疑心暗鬼に陥った末にふと魔が差して、物証まで無視したあげく盛大に自爆!

高く美しいD山には、魔物が住んでいる……。
霧の中に虚像を見せる疑心暗鬼という魔物が……。
旅人の心中の迷いを投げ返して人を惑わし迷わせる、谺や山彦が……。
Dブロックで全問正解した人、いるんだろうか。

第一次推理結果を見直す前より正解が減っているという、いろいろと悔しい惨敗ではありましたが、その中でも、仕切り直しのきっかけとなった琴子さんは当たったので、良かったです。
これは曽野さんのおかげ。


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