先日、ほんの一握りしか取れなかったと書いた、庭の木苺(カジイチゴ)。
去年の今頃、『木苺はわたしと犬のもの』を書いた関係上、ぜひ自分でも実際にジャムが作ってみたくなり、でも、その時には既にシーズンが終わっていたので、代りにその辺の野生果実でジャムを作ったらびっくりするほど不味かったて……という話は、去年の今頃の日記に書きました。→こちら
で、今年こそは本物のカジイチゴでジャムを作ろうと一年間楽しみにしていたので、諦めきれず、なんとか確保できていたほんの数粒で、無理やりジャムを作ってみました! あまりにも量が少ないので鍋で煮ることが出来ず、小さなカップに入れて電子レンジでチン。
結果、なんとか、スプーンに数匙分くらいは出来ましたが、なんか、やっぱりイマイチです……。
去年、ヒメコウゾのジャムが不味かったという話をした時に、レモン汁を入れなかったからではと教えてくれた方がいたので、今度は、たまたま家にあったアイスティー用のありあわせのレモンポーションも入れてみたのですが……。
原因はなんだろう。 可能性を考えてみました。
1 鍋で煮ないで電子レンジで作った。
でも、これについては、ネットでレシピを調べた時、レンジで作ってる人も大勢いて、鍋と作り比べてどっちも美味しいとか、レンジ製のほうが色や風味が良いと言っている人もいたので、電子レンジそのものが悪かったわけでじゃないかと……。
2 アクを取らなかった。
これは、可能性として、大きい気がします……。とにかく量が少なすぎて、それどころじゃなかったから。
3 加熱が足りなかった。
これも、アクを取れなかったのと同じで、あまりにも量が少なくて、あっという間にグツグツ煮えてしまい、長時間やると干からびてしまいそうだったのです(少量のものを電子レンジで加熱しすぎるとカチカチになりますよね?)。 あと、グツグツ煮立てすぎるとペクチンが効かなくなるらしいんだけど、それは粘度の問題で、味とは関係ないかな。
4 生レモンではなくポーションを使った。
何か必要な成分が入ってないとか……?
1〜3までは、すべて、量が少なかったことと関係しています。 量が多ければ鍋でやるし、そうすれば火加減にも気をつけられるし、アクも取れます。
4も、ある意味、量が少ないせいかも……。
たくさんあれば、それ用にわざわざレモンを買ってもいいけど(残ればレモンティーでも飲めばいいし)、たったひと掴みの木苺のためにお金をかけてレモンを買う気になれなくて、外でアイスティーを飲んだ時についてきて使わなかったレモンポーションを使ったので。
……と、ここまで考えて、もう一度、ジャムを一匙食べてみて、その味から、一番大きな可能性に思い当たりました。
5 そもそも果実が未熟だった
……どうやら、これがファイナルアンサーなような気がします。 熟すまで置いとくと鳥に食べられてしまうので、早めに確保してしまったので……。 この緑っぽい味は、早く摘みすぎた木苺の味だ!
……ということは、来年も再来年も、この付近からヒヨドリが絶滅しないかぎり(あるいはこっちが防鳥ネットを張らない限り)、まともなジャムは望み薄です……orz 残念!
木苺のジャムが美味しくなくて不本意だったので、埋め合わせ(?)に、近所の直売所で1キロ95円で売っていた梅(いかにも無選別で大小も熟し具合も様々な、たぶん近所の農家の庭の梅(笑))から熟しかげんのや傷があるのを選んで、梅ジャムを作りました。 こっちは美味しく出来ました! 青くて傷のない梅は残しておいて、梅シロップを仕込みました。 今日で4日目。少しシロップが上がってきました。 毎日、一日に何度もビンを揺すっては、ニヤニヤと眺めてます。 出来上がりが楽しみです!
小説のほうの『木苺』は、アルファポリスで健闘中です。 現在、8位です。 票も増えています。ありがとうございます! 今、たぶん、16票入っていると思います。 周囲の作品も票が増えているから順位は変わっていませんが、16人(たぶん)もの方が作品を良いと思ってくれたということで、これはもう、舞い上がるほど嬉しいです! 正直、ここまでいくとは全く思っていませんでした……。
それだけでも有り難いのに、今日は、WEB拍手から、とっても嬉しい感想もいただきました! もう、感涙です……! ドリーム小説大賞に参加して良かった……。・゚・(ノД`)・゚・。 会期はまだ途中ですが、これだけ嬉しい思いをしたら、もう思い残すことはありません……。作者成仏済み(笑)です……! ありがとうございます!
作者は成仏済みだけど、作品にはまだまだ、あと10日ほど、頑張ってもらわなくては。 今日は、少しペースアップしたくて、朝と昼と、二回更新しました!
なんでペースアップしたかったかというと、会期終了一週間前までに、ある程度完結に近づけたいと思ったからです。 なぜかというと、この賞は、終了一週間前にポイント表示が消えて、獲得ポイント数が作者にも分からない――つまり、投票されてポイントが増えても分からない状態になるというシステムなのです。 ポイント表示が消えても、もし票が入ったことにより順位が変動すれば『入ったらしい』ってことだけは分かるんだけど、上下の作品にも同じくらい票が入ったら順位は変わらないわけで……。 せっかく気に入ってくれた人がいても、それを知ることが出来ないのは寂しいじゃないですか!
だって、私にとって、問題は順位じゃないんです。 誰かが作品を気に入ってくれたということが分かることに、参加の意義があるんです。
……と言うことに、昨日、はたと気がついて、今日はお休みなので二回更新しようと思い立ったのでした。 今度の土曜日も、都合が付けば二回更新するかも? というわけで、あとしばらく、よろしくお付き合いくださいませm(__)m
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