2012年05月01日(火) |
視点が変われば文章も変わる? |
さっき、『小説家になろう』さんに里菜竜の『さよなら、つっかい棒』を転載してきました。 GWのお話だから。
で、転載するついでに一部読み返してみて思ったんですが、「なにこれ、この、ふわふわポエミーな文章、私が書いたの……?」って(笑)
里菜竜も、そういえば、その後のおまけ小話は、ほぼ全部竜視点なんですよね。 あとはじぃじ視点が2つで、だから、里菜視点で書いたのは、そういえば『つっかい棒』が最後だったんでした。 とっても久しぶりだったので、里菜視点の文章はこんなふうだったんだって、自分で新鮮でした(^^ゞ
我ながら、同じ一人称でも、竜視点の時と里菜視点の時では文章がぜんぜん違うもんだなあ……。 一人称の視点人物を変えると、文章も自然と変わるんですね。
これ、どっちかっていうと竜視点の時のほうが私の素の文章に近いっぽいです。 だから、これは前にも日記で触れたことがあると思いますが、竜視点の文章が、ものすごく書きやすい。 私が普通に書くと竜になるんです。 里菜視点も、里菜視点で書こうとすると自然とああなるんだけど、竜のほうが成りきりやすいというか。 竜視点のクドくて理屈っぽい文章が、あんまり自然体で書けて楽なんで、竜視点で書く度に(もう里菜視点書けないかも……?)と思ってたくらい。
でも、もしかして、また視点を里菜の中に持ってきて、里菜に乗り移って同化したら、自然と里菜っぽい文章が出てくるのかなあ。 読み返してるうちに、なんとなく、里菜っぽい文章も書けば出てくるんじゃないかという気もしてきました。 『おまけ小話』の締めの一話は里菜視点の予定なので、その時になって実際にやってみれば分かると思います。
あと、もうひとつ気づいたことがあって。 このお話、GWの連休中の出来事のはずなのに、里菜たちがお散歩中に、保育園のお散歩行列と行きあってるんですよ。 はたと気づいたら、それって設定ミスでした。 保育園は普通、祝日は開いてないです……。 書いた時にも、もちろんそれは知ってたんだけど、うっかり忘れてて、その後何年も、ずっと気づかないままだった……orz
そんなわけで、今回、これは飛び石連休中の平日が舞台で、里菜の会社は橋かかってたんだという設定を後付して、『そういえば今日はうちの会社は休みだけどカレンダーでは平日だったんだ』的な一文を、今さらながら挿入してみました(^^ゞ
とすると、この日は、必然的に、5月の1日か2日と特定されるんですよね。 5月だっていうのは文中に明記されてるから。 つまり、このお話は、ただ5月でGW中だと書いてあるだけで日付は明記されてないけど、実は、いつかの年の今日か明日のお話だったんです! 今日、なろうでの更新をして、ちょうどタイミングぴったりでした!(笑)
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