2011年10月21日(金) |
ご先祖様ウェルカム! |
昨年夏に義母が逝去して以来、無住になっていた夫の実家から、仏壇の中身を引き取って来ました。 夫の実家の仏壇は作りつけなので、新しく小型の家具調仏壇をネット通販で購入して、お坊さんに仏壇引越しの儀式をしてもらって、大量の位牌や仏像を、車で我が家へ。
古い仏壇の中には、大量の位牌が入ってて、夫も仏壇の奥のほうはあんまりちゃんと見たことなかったので、そんなにあったのかと、ちょっとびっくり。
しかも、古い位牌は、カード式(?)になってて、位牌型のケースの中に戒名と没年を書いた薄い板が十枚位入ってるんです。 ツイッターで教えてもらったんですけど『繰出位牌』とか『回出位牌』と言うんだそうで、屋根と扉のついた、小さなお家みたいな形で、屋根型の蓋を外すと、中にカードが十枚入るようになってます。 省スペースの大工夫ですね。 今まで夫も、その位牌の中がそんな風になってるって知らなくて、開けてびっくり。 そして、位牌カード(?)の一番古いのは正徳5年(1715年。江戸時代)で、更にびっくり!(@O@;) 約300年前ですよ!?
で、そういう回出位牌が2つ(一つは江戸時代〜明治の、ひとつは昭和の)あって、他に、新しめのは個別の位牌が5個あって、うち2つは塗が剥落してて誰の位牌かも分からない……(^^;) 回出位牌の新しい方は、最後の3枚はまだ何も書いてないから、個別位牌の古くなったのから順にそっちに移せるんだと思うけど、字が消えてて誰の位牌かも分からないから処置なし(^^;)
そんなこんなで、位牌が合計7個。 枚数で言えば23枚。 夫婦一緒の位牌もあるから、人数なら25〜27人くらい。
なので、新しい小さな仏壇には、位牌がぎっしり!!(^^;) 一応、ご本尊と一番大きい位牌が入るようにサイズを測って買ったんだけど、位牌の数がこんなに多いとは、夫もわかってなかったから、入らなかったらどうしようと思いました……。 詰め合ったら入ったけど。 ご先祖様、窮屈でごめんなさい…。
そういうわけ(<仏壇設置)で、義母の逝去後一年以上ずっと懸案事項だった一仕事を終えたので、今日はご先祖様ウェルカムパーティーと題して、子孫は酒を飲みました(笑) 仏壇にも一献供えて。 ご先祖様もきっと仏壇の中で酒盛り中! ぎゅうぎゅう詰めにひしめき合って(笑)
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