去年行って素敵だった水仙の名所、鋸南町の江月水仙ロードに、今年も行ってきました。 去年は水仙がもう盛を少し過ぎてたので、今年はちょうど見ごろかも……と思ったんですが、今年は水仙の外れ年らしく、去年より少し花が少なかったです。 でも、綺麗でした! もう河津桜も、陽当りの良い木ではちらほらと開き始めてて、菜の花も梅も咲いてて、夏みかんの実も彩りを添えてて、天気も良くて最高!
あのへん、同じ内房にある我が家とは、そんなに何十キロも離れていない(高速使って片道40分で行ける)のに、もう、空の色が、全く違うんです。 色がすごく青くて、なんだか南国ムードなんです。 去年もそう思ったんだけど、同じ日、同じ時間の自分の町の空は見ていないわけだから、(もしかすると今日は特別天気が良いだけで、家を出たときはまだ朝だから色が薄かっただけで、今は同じくらい青い可能性も……)とも思ったんです。 でも、今日、もう一度来てみて、やっぱりあそこの空は特別青いんだと確信しました。 なんとも言えない暖かそうな濃い色合いなんです。 海に暖流が流れているというだけで緯度が違うわけでもないのに、なんで光の色合いまで違ってみえるんだろう……。
空の色だけじゃなく、気候もやっぱり全然違う! ほんのちょっとの距離でこれだけ違うのかってくらい、季節が全く違うんです。 うちの庭はまだまるっきり冬で、日本水仙どころか寒咲きクロッカスさえまだ芽が出たばかりの枯れ色一色で、うちより陽当りの良い近所の家でもまだ梅も菜の花も咲いてないのに、あそこはもう、栽培されている花や花木だけでなく野生のスミレやイヌフグリも咲いてて、すっかり春の風情。
ポピーの苗が、なんと一つ50円で売ってたから、二つ買ってきたけど、まだまだ霜が厳しいうちの庭に植えたら、霜で枯れちゃうかなあ……? なにしろ、陽当りが悪くて、外の水道が凍ったのが夕方まで溶けなかったり、霜も午後にならないと溶けない(日によっては一日中溶けない)庭だから……。
去年買って帰って美味しかったナバナも、今年も、別のお店でだけど、買ってきました。 車を降りてすぐのところで、ちょうど、道端の直売所のおじさんが、下の畑から今まさに摘み取ったと思われるナバナの束を持ってくるところを見かけたんです。 すごい、まさに採りたて! でも、行きに買っちゃうと荷物になるから、帰りに同じ場所を通りかかったときに買いました。 おじさん、ナバナを渡してくれながら、 「これは採りたてだよ」と言ってましたが、それ、本当に宣伝に偽り無しですよね。 しかも、安くて量が多い! あと、他の売店でフキノトウも買いました。
夕ごはんに、フキノトウは天ぷらに、菜の花はおひたしにして食べました。 どっちも美味しかった! 菜の花は、近所のスーパーで売ってるのなんかとは、味が全然違う! 柔らかくて、クセが少なくて、すごく甘いんです。
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