2010年01月08日(金) |
まさかのアラカン恋愛もの!?&お礼 |
このあいだの日記にちょっと書いた、竜の両親のお話。 拍手からご提案をいただくまでは、全く考えてみたこともなかった事だったのですが、ちょっと考え始めたら、一日二日のうちにすごい勢いで頭の中でだだーっと映像が展開しはじめて、止まらなくなりました。
竜のお父さんが、どこぞのホテルのお上品なティールームで元妻(名前はきっと『雪子』さん)と向い合って訥々と語る言葉が次から次へと脳内になだれ込んでくる……。 イメージとしては、セピア色の邦画のワンシーンみたいな?
全然想像してみたこともなかったイベントだけど、それを演じる竜父が、ちょうど、私の頭の中でキャラ立ってきたところだったから、彼を一人称の語り手に据えてみたら、勝手に動き出したみたいです。
まさかそんなネタを書くなんて思ったこともなかったけど、うん、私、これ、きっと書けるよ、書ける! (出来栄えがどうなるかはともかく!(^_^;))
やっぱり、ひとさまからアイディアを出していただくと、予想外の展開が生まれて、大変良い刺激になります。
というわけで、竜の両親の話を書くということ自体が想定外の事態なのですが、もう一つ、想定外なこと。 それは、その話が、どうやら、還暦前後の男女の恋愛ものだということです。 竜の両親、正確な年齢は設定してないけど、現時点で、おそらく還暦前後のはずなのです。
うわ〜、まさかのアラカン恋愛ものだ! ネット小説で、そんなのって、あり?(笑) いや、もちろん、ネット小説はなんでもありなんだけど、書き手も読み手も若い人が多いから、かなりメインストリームを外れてるんじゃないかと……。 でも、それもまた、もの珍しくて面白いかも?
今まで一度も、自分がアラカン世代の恋愛なんてものを書こうとするかもしれないとも、書けるかもしれないとも、ちらっとも考えたことがなかったので、自分でびっくりです。
でも、これ、イルファーラン初稿を書いた約15年前だったら、リクもらっても、たぶん書けなかったと思うんです。 私がある程度年をとった今だからこそ、書けるような気がするんじゃないかと。
うん、年はとってみるものですね〜(しみじみ)。
というわけで、拍手からご提案いただいた、『竜の両親の仲直り』話、『仲直り』と見なせるかどうかはともかく、二人のつかのまの再会シーンとして、書くことが出来そうです。
が、実は、今、SNS内の競作企画の締切が迫ってきてるので、そっちを先にやらなきゃいけないので、雪子さんと宏樹さん(パパ上の仮名)には、このまま私の脳内でセピア色のスチール写真になってもらっておいて、これから別作品にとりかかる予定です。
ああ、企画参加作品も書きたいけど、こっちも早く書きたいなあ!
あ、でも、その前に、企画参加作品の次には、竜とパパ上が酒を酌み交わす話を先に書かなくちゃ。 その話を構想したから、私の頭の中では竜パパのキャラが立ってるんですが、読み手の方にとっては、竜パパは、まだ、噂に聞くだけで本人を見たことがない状態のキャラなんですよね。 しかも、主に不仲な息子の竜視点で語られてるから、ほぼ悪役というか、姿なきラスボス状態というか……?(笑) まず酒飲み話でキャラを立てて、彼にロマンスをやらせるのはその後ですね。
ああ、書くのが楽しみ! アイディアをくださった方、ありがとうございます! だいぶに先になるかと思いますが、気長にお待ちくださると嬉しいです。
話は変わって、拍手や一言フォームを押してくれた方、ありがとうございます! 今朝(というか昨日の深夜?)にコメントくださったKさん、ありがとうございます! 竜の壊れっぷり、さすがにまずいかなあ……と、ちょっと心配していたので、楽しんでいただけて嬉しいです!
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