2009年12月20日(日) |
オリキャラ「実は……」バトン・ユーリオン編 |
バトンが二つ回ってきました! まずは一つ目。
■オリキャラ「実は...」バトン
▼回してくれた方は誰ですか? 柏湊透心さん。 ユーリオンで回してくださるとは、さすがに長いお付き合い、端役なのに私の思い入れの深いキャラと知っての上……?
▼指定されたキャラをフルネームでどうぞ。
ユーリオン。苗字は、もしかするとあるかもしれないけど未設定。 庶民には苗字がなかった世界という設定です。 貴族制が廃止された後は、元貴族でも公式には苗字が廃止されています。 なので、元貴族の苗字は、公式の場では使われず、私的な場で慣用的に使われるだけです。 ユーリオンは、たぶん元貴族の家柄だけど、苗字を使う場面がないから、未設定。
▼そのキャラの生みの親暦は何年?
約15年? ……びっくりです。
▼手、かかります?
ある意味、かかります。 何に手がかかるかというと、端役なのに脳内で無駄にキャラが立ちすぎてるので、必要もないのについ書きすぎちゃって、書かないように気を付けたり、書いた部分を削るのに手間がかかります。 無駄に書きすぎた部分を削るのがもったいなくて、「おまけ」として公開しちゃった部分もあったり……。
▼では、そのキャラの基本的なプロフィールからお答え下さい。
柏さんが使ってた項目をそのまま使わせてもらいました。
名前:ユーリオン
年齢:35歳
性別:男性
出身:イルファーラン首都イルベッザ
身長:その世界の男性としては、やや低め。正確には設定してないけど、たぶん165〜168センチくらい?
血液型:未設定。
職業:政治家、神話学者。役職は『賢人会議<長老>』
外見(簡潔に):黒髪に青い目、知的で端正な白皙の美貌。体型は細身で華奢。
性格(簡潔に):知的で探求心旺盛な学者肌。温和で気さくで偉ぶらず、物腰上品で人当たりが良い。気が若くて、ちょっとキザで、案外ちゃっかりしてる。実は笑い上戸で面白がり屋。
▼では次に、「実は…」なプロフィールを。
女性関係は徹底的にクリーンでストイックだが、若い娘にモテるのは、内心、実はちょっと嬉しい。 実は、同じ賢人会議の女性メンバー、ファルシーンと、学生時代、恋仲だった。 市民はみんな知ってるゴシップ。 若さと不器用さ故に、お互い実は想い合っているのに友達以上恋人未満から進展しないまま、ファルシーンは卒業と同時に親の勧めた別の男と結婚、ユーリオンとはその後も良いお友達のまま……。
……といういきさつを、本筋と関係のない無駄な枝葉としてカットしたものがもったいなくて捨てがたく、本編連載時に「おまけ」として、ひっそりと公開済。 →これ。
▼ではでは、このバトンで初めて明かす、キャラの「実は…」を1つどうぞ。
実は今でもファルシーンが好き。 でも、たぶん一生、それを言い出せなくて、このまんま。 女々しい男だなあ……!
▼指定されたキャラの誕生秘話ってありますか?
主人公のアルファードを、物語の要請上、自分の好み(学者タイプ)と違うタイプ(筋肉タイプ)に設定したため、他のキャラで自分の萌えを満たそうと、ちょうど空いていた賢人会議<長老>を、自分の好みの年上属性・温和な学者タイプにしてみました。(今じゃ私より年下だけど(^_^;)、構想当時は、かなりの年上設定だった) 今思えば、もっと年上にしといてもよかったんだろうけど、一応少女小説を書くつもりだったので、対象年齢を考えて、男性キャラの年齢上限はギリギリでそのくらいかなあ……と、中途半端な35歳に。 思えば本当に、普通の恋愛的萌え対象からは既に外れ、おやじ萌え・じじい萌え需要にはまだ不足という中途半端な年齢なんですが、当時は、少女小説読者層にも、じじい萌えやおやじ萌えの人がいっぱいいるのを知らなかったから……。
というわけで、ヒーローの代わりに自分の萌え要素をここぞとばかりに託したキャラなのです。 年上属性・学者タイプという以外の細かい個性は、別に全部私の好み通りというわけではなく、彼が勝手に獲得した個性ですが(個人的には、もっと俗気が抜けて浮世離れしてるほうが好み)、基本属性は私の萌えを体現。
▼お疲れ様でした。最後に次に回す人と、その方のキャラさんで隠されたプロフィールを知りたい人を指定しちゃって下さい。
実はこのバトン、前にも別ルートで回ってきてて、既に回してるので、今回はパス。 拾いたい方がいたら、ぜひどうぞ!
ちなみに、一つ目のバトンはこちら(里菜編)。
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