あ、今度はこのタイトルがそれほど久しぶりじゃないかも! ……いや、最近、このタイトルで日記を書くときは、毎回のように『おお、このタイトル、ひさしぶり!』と書いてたような気がするもので(^_^;)
SNS内の競作企画(お題:『夢』)で書いた掌編です。 描写中心の断片的な掌編です。 アンリ・ルソーの描くジャングルのようなドリーム入った熱帯が描いてみたかったのです。 文体とか単語の選び方とか、幻想的な雰囲気作りのためにわざと普段と少し変えているんですが、中身は相変わらず、森で竜で異世界召喚(?)と、いつもの私のモチーフてんこ盛りです。
実は、尾崎亜美の『ドラゴン・ライド』という古〜い歌がイメージの元になってます。 千年に一度だけ現れるという伝説のドラゴンに挑みに行くというストーリーの歌で、主人公は最後にドラゴンをゲットするんです(……だと、思います)。
尾崎亜美っていうと、松田聖子とかのアイドルが提供曲を多く歌ってたから可愛い系のイメージがあると思うんですが(というか、若い人はそもそも知らないと思いますが……(^_^;))、この曲は、太鼓がドンドコ鳴って力強い男声の掛け声(?)がはいって、間奏でドラゴンの足音がズシーン、ズシーンと表現されたりする、カッコいい系の曲なんです。
もう20年以上も前の曲で、最初に聴いた当時は、同じアルバムに入ってる別の曲の方が好きで、こっちは特に好きだったという覚えも無いのに、音源も無くして長年たった今頃になって急に思い出して創作の脳内BGMになるなんて、なんだか不思議です。 なんだかんだいってずいぶん印象に残ってたらしいです。 やっぱり、それだけのパワーがある曲だったんでしょうね。
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