2008年10月03日(金) |
『下書き』の功罪 &お礼 |
ここ数日、急に寒くなりましたね〜(<関東地方の方) おととい、今シーズン初の鍋をやりました。 でも、まだ、白菜とか大根とかの、鍋の材料になる野菜が高い・・・。 本格的に鍋の季節になると、鍋に入れるような野菜が安くなるんですよね。 世の中、うまくできてます。
夏の終わりに「季節感が合うから気分が乗るんじゃないか」と思って書き始めた、九月の海辺が舞台のお話を、のろのろ書いてたら、まだほんの出だししか書けないうちに、季節が移り変わっちゃいましたよ・・・(^^;) おかしいなあ・・・。 もうだいたいの下書きが出来てて、一番すぐに書き終わりそうなものだったから手をつけたのに。
筆が遅いのはいつものことだし、先月は、給料明細見たら月160時間超働いてたから忙しかったんだろうけど、それにしても、あんまり筆が乗ってないみたいです。
やっぱり、私は、ファンタジーか、ハッピーで楽しい内容のものを書くときが、一番楽しくて、気分が乗るようです。 今のは、非ファンタジーで、しかもちっとも楽しくない内容だから、書きたくないわけではないんですが、あんまりノリノリにはなれないみたい。
でも、いつまでも書きかけで放置しとくと、書こうと思った内容を忘れちゃいそうな、そんな忘却の予感がひしひしとするので、ある程度まで煮詰まってるものは、とにかく、とりあえずとっとと書いちゃっておきたいです。 どんどん忘却力が高まっていく恐怖を日々ひしひしと実感しているので・・・(笑)
筆が進まない原因のひとつは、自分が思っていたよりヘタなことですね(^^ゞ 特に力を入れたいシーンでも、特殊効果を狙った凝った書き方をしようというのでもなく、ごく普通の日常的な行動を、ごく普通の平易な言葉であっさり簡潔に説明しようとすると、それがぜんぜん出来ないんですよ〜(泣) 私ってこんなにヘタだったの?みたいな!(泣) 幻想的なシーンとかを、表現に凝って書くのは大好きなのに、ごく普通のことをごく普通に説明しようとしたら、己のヘタさに愕然!!
あと、うまく書けない理由のひとつに、中途半端に下書きをしちゃってあるということがあるみたいです。 思いついたことを忘れないように、とりあえず書きたい内容を文章度外視でつらつらメモしてあったのですが、このメモが、くせもので。 簡素にまとめたプロットとか箇条書きとかじゃなく、本当に、思いつくまま冒頭からつらつら書いていった下書きで、ところによっては箇条書きに近い書き方だったり、単語の羅列だったり、てにをはも怪しい支離滅裂な文章だったり、急にほとんど完成した文章になってたり、それらをコピペで並べ替えを繰り返しているうちに、時系列や文章の並び順がバラバラになってていたり、修正前の文章と修正後の文章が両方残ってて、しかもそれぞれ離れた場所に置いてあって、どっちが修正後か分からなくなってたりという、わけわからん状態なんです。
で、紙に書いてあるんじゃなくてテキストデータなので、それを推敲するような形で書いたら、ヘタにほとんど文章が出来てる部分があるために、下書きに引きずられて、ヘンな文章でもなかなか書き直せないのです。
もしかして、こんな中途半端な下書きなんて、しないほうがマシだったんじゃ・・・? でも、しておかないと、きっと、とっくに何もかも忘れちゃってただろうし。 下書きを修正しながら書くんじゃなくて、新しいファイルに一から打ち込みなおせば書けるのかも? でも、下書き見ながらの打ち込みじゃ、余計な入力ミスが増えるだけのような気もするし。 じゃあ、下書きを、一度読んだ後はもう見ないで、一から書き直せば? でも、せっかく下書きがあるのに・・・。 使えるものがあるのに使わないのはもったいない・・・。
下書きがあるからすぐ書けるだろうと思ったら、下書きがあるのも意外と良し悪しだったのでした。
そもそも、最初から、こんなムラのある下書きじゃなくて、全体を均等な箇条書きにするとか、ちゃんとしたプロットにすれば良かったのでは? そもそも私は、いまさらですが、ここらでそろそろきとんとプロットの作成を学ぶべきなのでは? 人様に『企画書』として見せられるようなやつを。
思えば、『イルファーラン物語』なんて、原稿用紙2000枚相当を、プロット無しで、ところどころだけ半端な下書きがある状態で、ぶっつけ本番で書いたんですよね・・・。 われながら無謀だ。 長編でさえ、それなんだから、短編なんか言わずもがな。
いまさらながらプロットの作成を学ぼうかだなんて、実は超初心者な私です。 でも、私の非論理的な脳みそでは、きちんと形の整ったプロットなんて無理そうだなあ・・・。
私、時々思うんですけど、自分は、小説書く時に、最終的には脳みそじゃなくて指で書いてる気がするんですよ。 脳みそじゃなくて、指がものを考えてるの。 頭の中で考えてた時はどうしても辻褄が合わない部分があって書き始められないと思ってた話も、とりあえず見切り発車的に書き始めてしまえば、その箇所に差し掛かると指が勝手に文章打ってくれて、いつのまにか辻褄があっていたり、そもそも辻褄を合わせる必要が無いように、なんとなくうまくボカせちゃってたり、その部分がスルー出来ちゃってたりして、何の問題もなく書き終わって、書く前はなんでこんな箇所で悩んでたんだろう・・・ということになったりするのです。
だから、今回のも、とりあえず水面下で見切り発車してみたんですが、やっぱり、ダメですね。 いつもそれでうまくいくわけじゃないんですね。 やっぱり、ものごとはきちんとしないとね。
よ〜し、今回のはもうしょうがないけど、今後、何か書くときは、そのうちプロット作成に挑戦するぞ! ・・・ええ、「そのうち」に・・・(^^ゞ まずは、プロットってどういうものか、勉強しなくちゃ。(←そこからかい!)
うわ、この日記、ばか長っ!
こんなばか長日記の後ですみませんが、WEB拍手や一言フォームをぽちっとして下さった方、ありがとうございます! 2日にコメントくださった方、続きを読んでくださるとの事、ありがとうござます! お気に召すと良いのですが・・・。ドキドキ。
|