パソコンを変えたら微妙に画面の色が違って見えて(色調節しようと思えば出来るはずだけど、別にヘンなわけじゃないから調節してない)、自分のサイトの配色が気になりだして、文字色だけ変えてみました。 更新もしないのに模様替えだけってなんだかなあと思ったけど、気になりだしたら急に一刻も我慢できなくなって(^^ゞ どうせ他のパソコンでみたら違う風に見えるのは分かってるんだけど、やっぱり、自分が自分のパソコンで見て気に入らないのは嫌だから・・・。
背景色は変わらなくて、文字色だけだから、ほんとに、超プチプチ模様替え。 ああでもないこうでもないとやってる時間を抜かして、作業だけなら、所要時間、数秒(笑) でも、ちょっとの違いで、ちょっと秋らしくなった気がします。
ところで、私、ずっと、自分は作風文体がいつも同じで、取り扱いジャンルもほぼファンタジー・オンリーで、同じような傾向のものしか書いてない人だと思っていたのですが、最近、よく考えたらそうでもないような気がしはじめました。
確かに、文体がクドいのと作風が冗長散漫なのはいつでももれなく同じなんだけど(^^;)、そういえば、うちのサイトのどれかの作品をたまたま読んで気に入ってくれた人が、その作品のページからトップページに流れてきて「他に似たような作品はないかな・・・」と探してくれた時、たいてい、同傾向の作品が無いような気がするんです。
それに気づいたきっかけは、「里菜と竜兄ちゃん」とか、覆面企画に出した「腐乱天使」あたりです。 覆面企画で、チョー後味悪いサイコホラーの「腐乱天使」が思いがけないほど好評だったのはありがたいのですが、それでうちのサイトが気になって見に来てくれた人がいても、そういえば、うち、あの系統が好きな人には、あまり読むものが無いんですよ。 せいぜい、掌編集「子供の領分」が多少近い程度で。
まあ、あれは、ああいう企画なので、わざと普段と傾向の違うものを出したのでしょうがないのですが、でも、よくよく考えてみれば、他の作品でも、そうなんです。
たとえば、今現在、サイトにお客を呼ぶ一番大きな窓口になっている「里菜と竜兄ちゃん」だって、あれを読んで「イルファーラン物語」のほうに流れてくれた人はいいけど、ファンタジーには興味が無くて「こういう現代ものラブコメがもっとないかな」と思った人がいたら、うち、恋愛物って、他に無いし。
「イルファーラン物語」を読んで、「こういう長編ファンタジーが他にも無いかな」と思ってくれても、まとまった長編ファンタジーはあれ一作しかないし。
「金の光月〜」を読んで、ああいう地味で良心的っぽい(?)童話風のファンタジーをもっと読みたいなと思った人が「イルファーラン物語」に流れたら、「なんだ、他のはラノベじゃん」とか思うかもしれないし。 「森の花嫁」を読んで、硬派寄りの幻想小説を期待した人も、たぶん同様。
「シルグリーデ姫」を読んで、こういう短い童話がもっと読みたいと思っても、他に無いし。 「夢売りの話」を読んで、ああいう系統(世にも奇妙な物語系? 一般文芸寄り?)のブラック風味の小話をもっと読みたいと思っても、せいぜい「腐乱天使」が長さだけ同じなだけ。 (同じ企画に出したんだから当たり前)
「オリジナル・ウルトラマン」とかのキーワード検索で「ウルトマラン・チバ」に来た特撮好きの人も、読めるのはあれ一作。 「銀河鉄道999」や「銀河鉄道物語」の二次創作を探して「銀河鉄道途中下車」に流れ着いた人も、あれは二次創作を求めてる人の需要に応える内容ではないし、他にも需要に応えられるような二次創作は無いし。
もしかして、うちのサイトって、意外とバラエティに富んでる? というか、もしかして、ただ、弾数が少ないだけ?
うちのサイト、「イルファーラン物語」がすごく長いのと、その関連作品が山ほどあるので、置いてる作品の文字数が多いだけで、実は作品数が少ないかも・・・?(^^;)
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