2008年07月09日(水) |
衝撃の事実&珍しい名前 |
時代劇によく出てくる『かいせん問屋』って、『廻船問屋』、すなわち海運業者のことだったんですね!! 知り合いの日記で知って、衝撃を受けました。 私、いままでず〜っと、『海鮮問屋』、すなわち海産物屋さんだと信じていましたよ! 衝撃の事実です! しかも、私の頭の中では、その『海鮮問屋』さんが扱っているものは、干し昆布とかスルメとか鰹節とか干し鮑とか身欠きニシンとかニボシとかだったんですが(昔は冷蔵庫がないから鮮魚は遠くまでは流通しなかっただろうと想像)、よく考えてみたら、それって、海産物だけど、『海鮮』食品じゃないですよね……(^_^;)
あと、びっくりしたのは、馬術の選手で、ほけつ(法華津)選手という名前の人がいるということ。 オリンピック選手なくらいだから、私が知らなかっただけで有名な方なんでしょうが、スポーツ選手でこの名前って、何かとややこしくないですか? 正選手でも、名前がホケツ……。 たとえば野球の試合で「選手交代、ピッチャー山田選手に代わってホケツ選手……」というアナウンスがあったら、「いや、補欠と交替するのは分かったけど、補欠の誰とだよ……?」と思われますよね(^_^;)
良く、小説にあまり変った名前の人ばかり出ていると、作り物くさくてリアリティが無いと感じますが、でも、新聞記事などを見ていると、世の中、珍しい苗字の人って意外と多いんですよね。 最近見てへえ〜と思ったのでは、『船大工』さんとか。
別に、珍しい名字の人は事件事故に巻き込まれやすいとかスポーツ等で活躍しやすいというわけじゃないんだから、新聞記事に出る一般人の名前の中で珍名奇名が占める割合は、現実世界全体のそれとほぼ同じなはずで。 でも、小説では、あえて特別な効果を狙う場合以外にあまり変った苗字を出すと、不要なインパクトが全体のまとまりを損なったり(ほんの端役が名前のせいで印象が突出しちゃうとか、小説の内容より珍名だけが印象に残っちゃうとか(笑))、リアリティがないと感じられてしまったりするので、変わった名前は出しにくい。 (もちろん、ジャンルや作風にもよって、ライトノベルとかキャラもの探偵小説とかは珍名率が高いと思いますが、リアリティ寄りの小説の場合は)
そう考えると、現実の世の中は、小説の中以上に変わった苗字が多いらしいです。 事実は小説より奇なり、です。
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