2008年03月05日(水) |
覆面Cブロック答え合わせ&Dブロックを振り返って |
このブロックも全問正解、パーフェクト達成です! ここは全問正解者が何人もいますよね。 裏乃さんが早い時期に森さん≠ジンニー説を打ち出してくれたおかげかも?
Dブロックは自ブロックなので、推理はしてません。 余裕があったらこっそりやろうと思ってたけど、A〜Cをがんばりすぎて、時間が余りませんでした。
なので、推理したのはA〜Cの3ブロック、AとCは全問正解、Bは9/12、全部合わせて34/37、正解率は約92%でした。
それから、Dブロックの被推理状況を振り返って。 後書きテンプレにも書いたけど、被正答率が約33%と、予想以上に低かったのは、すべて曽野十瓜さんのおかげです。 何しろ『腐乱天使』を私の作だと言った人5人、曽野さんだと言った人9人、その他の人2人で、過半数の人が曽野さんだと思ったんです。 中咲ホコロさん(=『リワインド〜』)や沖さん(=『aurora〜』)は、どこのブロックに行っても被正解率低かったでしょうけど、私は、他ブロックにいればもうちょっと当てられてたんじゃないでしょうか。
私の作品だと間違われたのは、主に『ボクの赤い手』。 これも子供の話だけど、こっちは愛らしい結末で……。 普段の私の、子供をよく書く&ほのぼの系?というイメージから、確かに間違われそうです。 でも、私が書いたら、きっと、主人公の男の子がもっとウジウジした子になるに違いない! それと、絶対、会話がもっとクドくなる!
次に多かったのは、『十六年目の「ただいま」』。 これも、心優しい系正統派異世界ファンタジーということで、確かに、ジャンルや傾向としては、私の普段のイメージに近いかもです。 『イルファーラン物語』を読んだ人や、読まなくてもジャンルや紹介文だけでも見た人は、これだと思った人が多いかも。
でも、確かに傾向としては私の書きそうなお話だけど、もし私がこれを書いたら、ものすごくクドく、冗長になって、こんなにすっきり綺麗にまとめられなかったと思います。 ます、キャラの外見とか室内の様子を必要以上に延々と描写せずにはいられないし、村の中でのヒロインの境遇などをもっと説明せずにはいられなかったと思うし、会話ももっとクドくなるでしょう。 さらに、私がこの手の異世界ファンタジーを書いたら、どうしても、ストーリーと直接関係の無い世界設定をいろいろ考えずにはいられなくて、考えても本文に書かなければいいだけだけど、私にはそれが出来なくて、考えたことは全部本文に書かずにはいられないから、無駄設定満載で、ますます長くなる……(^_^;)
というわけで、このお話は、『もし私の欠点が直ったらこういうのが書けるようになりそうな話』であって、今の私には、好きだけど書けない話です。
あと、推理の材料としていろんな作品を読んでもらえて嬉しかったです。 『ウルトラマン・チバ』が意外と読んでもらえたみたいですが、あれはまるで参考にならなかったでしょう……。ごめんなさい。
意気込みテンプレで、一番最近書いた作品として『ビ○ーと竜兄ちゃん』をあげたので、それを読んだ人もいるかと思いますが、あれは、参考にならないどころか、読んだらますます正解から遠ざかっていたのではないかと……(^_^;) 実は、意気込みテンプレに回答したこと自体、撹乱作戦のつもりでした。 最近書いてるものとか、最新作とか、好きな作家・作品とか、どこをとっても今回の作品とかけ離れているため、正直に本当のことを書くことが天然の覆面になりそうだったので、あえて正直に回答してみました(^^ゞ
意気込みで、本当に推理のヒントになる作品を『推理材料にどうぞ』と教えてくれてる人たちとか、いい人だ〜(*^^*)
でも、私の意気込みテンプレでも、山尾悠子がどんな作家か知ってたら、わりと類推されたかもしれないです。 天使や人魚がグロいことになっちゃうような話をいっぱい書いてる幻想作家なので。 でも、わりと入手困難な作家なので(今は全集が普通に流通してるけど分厚くてバカ高い。それ以前は古本でしか手に入らない幻の作家だった)、読んだことある人は比較的少ないかと思いました。
これを読まれたら当てられるかも……と思ってたのは、『掌編集 子供の領分』。 その辺に、ブラック冬木と子供たちが生息していました。 掌編だから推理材料にする人多いかと思ったけど、そうでもなかったのかな?
あと、読んだ人はまずいないと思うけど、意外なところで、『イルファーラン物語』お遊び番外編の『魔王様の優雅なホビーライフ』とか『天才少年は上腕二頭筋の夢を見るか』とかのお笑いものが、実はヒントになったのではないかと思います。 どの辺がかというと、一人称の書き方が。 主人公が、自分は普通だと言い張りながらだんだん壊れていく流れが、実は似てるかも、と。 でも、お話の雰囲気は正反対(笑)。
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