時々管理日誌
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2008年01月11日(金) 携帯小説作家養成講座!?

今日、Yahooのページで『私にも書ける?ネット小説 ケータイビジネス学院で小説家を目指す』という広告を見かけて、なんだろうと見に行ってみたら、なんと、携帯小説家養成講座で、びっくりです。

こんなところ↓
http://www.k-taibiz.jp/

まあ、中身は要するに小説講座なんでしょうけど、『携帯小説家養成』というのが今どきですよね。
で、『ネット小説』というと、携帯小説と区別してPCサイトの小説を指すことも多いけど、この宣伝文句では、同じ意味で使ってるんですね。

ネット小説でも携帯小説でも、発表にあたって審査があって一定レベルに達しないと公開出来ないというものではないので、日本語を書ける人なら誰でもとりあえずは書けるわけですけど、より質の高い作品を目指すために学ぶのは、まあ、良いことには違いないでしょう。
でも、こんな講座がビジネスとして成り立つとは、びっくりです。

今までも、小説サイトの管理人さんで小説講座を受講している人は大勢いたでしょうけど、それは、プロを目指しているとか、趣味で書くにしてもより質の高い作品を目指しているとかで、『ネット小説家になるために講座で学ぶ』という発想は無かったと思うんですよ。
だって、アマチュアである『ネット小説家』というのは、作品を発表するための最低限のスキル(友達のサイトに載せてもらったり友達にサイトを管理してもらったりする才覚とか投稿サイトに投稿するというスキルまで含めて)さえあれば、誰でも即座になれるものだから。

『ケータイ小説家』も、アマチュアの書き手になら、基本的に、ケータイさえ持ってれば誰でもなれるものなんだけど、『ケータイ小説家』は『ケータイ小説』というジャンルにいるままで商業ベースに乗れることもあるのが、PCの『ネット小説家』との違いかもしれないと思いました。

ネット小説からプロになる人は、『プロのネット小説家』ではなく、普通の商業作家になるじゃないですか。
プロになってもサイトも続ける人もいるけど、それは、あくまでも、『プロのネット作家』ではなく、『プロの作家がネットでも発表してる』とか『商業活動の他に趣味のサイトも続けてる』状態で。
そこが、PCのネット作家になるための養成講座は成り立たなくても『ケータイ小説家』になるための養成講座は成り立ちうる(という目算を立てられる)違いかな〜と思いました。

覆面企画、作品提出してきました。
見直せば見直すほど、直したいところは出てくるだろうけど、キリがないので……。
これからは、もう、推理開始まで、一切、作品を読み返さないんだ!
でないと、もし、後から誤字脱字を発見してしまった場合、直せなくて、頭を抱えて煩悶することになるから……(^_^;)

今、参加者は16人になってるんですが、知り合いの日記を見てると、今書いてるとかこれから書くとかいう人をちらほら見かけるので、かけこみでどれくらい増えるか、楽しみです。


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