今、水面下で短編を執筆中です。 久々に、『イルファーラン物語』とはぜんぜん関係ない、全く別のお話。 だいたい下書きは出来上がっていて、このまま、とりあえずシンプルにただ書けばいいだけならそんなにかからず書けそうではあるのですが、ちょっと世界観を膨らませて装飾したいので、当分、このまま寝かせておこうと思います。 寝かせておいて、たまに取り出して眺めつつ、頭の中で作品世界のイメージを発酵させてから、仕上げにかかろうかと。
こういう風に、ざっと出来てる話をパソコンの中に寝かせて、日々の暮らしの合間にもいろいろと思い描いて楽しい気分に浸ったり、ヒマさえあればファイルを開いて眺めては文章を足してみたり、また戻してみたりと、チマチマいじったりしている日々って、とっても幸せですv まだ形になっていないお話を構想夢想してる日々も幸せだけど、だいたい形になっているものを取り出しては推敲し続けてる日々も、本当に幸せ。 まるで、大きなあめ玉を、長い時間かけてゆっくり少しづつしゃぶっているみたいな……。 大きな羊羹を薄く切って毎日少しづつ食べてるみたいな……。 (例えが貧乏臭くてゴメンナサイ(^^ゞ)
思えば、『イルファーラン物語』はとっても大きなあめ玉だったなあ……。 なにしろ十年以上も舐め続けて、まだ楽しんでるんだもん。
こういう幸せを噛み締める時、あらためて、自分はお話を書くのが好きなんだなあと思います。 出来上がったものが上手いかヘタかは、とりあえず度外視して(笑)、書いている日々自体が幸せなんです。 その間、ずっと、そのお話の世界に入り浸っていられるんだから。 実際に生きている人生の他に、もう一つ、自分だけの別世界を持って、二重に生きているようなものなんですよ。とってもおトク!(笑)
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