2006年01月26日(木) |
本日の更新&やっぱり腐ってた |
リンク集に新着リンク一件。 だいぶ前から掲示板などで交流があった悦さんのサイトです。 なので、勝手に、とっくの昔に相互リンクしているような気分になっていましたが、そういえば、実はまだリンクしてなかったのでした。ちょっとびっくり(^_^;)
このあいだの日記で、『10年寝かせてあったネタなんて、一ヶ月煮込んだおでんみたいに、あっためすぎてもう腐ってるんじゃ……?』と書きましたが、思い立って古いネタ帳を引っ張り出してみてみたら、やっぱり、一つ、腐ってました……(^_^;) シリアスとコメディと二つの長編ファンタジーの構想のうち、コメディのほう。
ファンタジーは現代ものと違ってそうそう古くはならないと思っていたんだけど、いくらファンタジーでも、ネタによっては、十数年もたてば、やっぱり古びますね。 純粋に異世界のみで話が展開するハイ・ファンタジーだったらいいんだけど、これは異世界召喚もので、しかも、わりと現実世界のほうも描かれているものだったので、その、現実世界部分が古びてるんです。
例えば、ヒロインは28歳の主婦なんですが、彼女、あきらかにバブル期にOL時代を過ごした人っぽいです。 当時の主婦を取り巻く社会情勢なんかも、なんとなく微妙に作品に影を落としています。 で、多少世間知らずな性格という設定ながらも一応知的な労働に携わっているはずの30代の男性が『バーチャル・リアリティって何?』みたいなことを言ったりしています。 今どき、そんな30代男性はいないでしょう。
そもそも、ネタそのものが、当時としてもすでに手垢が付きかけてたネタだけど、今ではあまりにも手垢が付きすぎてる……。 子持ち主婦がバーチャル・リアリティなゲームの世界(っぽい異世界)に召喚されてパート・タイムで戦わされるってお話なんですが、そのネタ、10数年前当時ならまだしも、今じゃ、あまりにも陳腐でしょう……。 そもそも、『ゲーム』といって想像しているのがファミコン・ゲームだし(^_^;)
同じようなネタでいくつ書かれても一向に構わない永遠の王道パターンというものもありますが、こういう、ある程度アイディア勝負みたいな、中途半端にヒネったネタは、やっぱり古びますね。
というわけで、このネタ、寝かせすぎて賞味期限切れ……(T-T) 冒頭の何ページかは、もう書いてあったのに、日の目を見ずにお蔵入りになりそうです。 でも、ただお蔵入りももったいないので、そのうち、日記で、あらすじとか設定とか垂れ流したり、『続きはないよ』と明言した上で冒頭部分を公開してみようかと思います。
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