2005年12月03日(土) |
ハリー・ポッターとふたごの卵 |
今日、職場(ファーストフード店)で、いつものように卵を割ったら、黄身が二つある、ふたごの卵でびっくり。 うわ〜、珍しい。この店で働いて8年間、毎日何十個も卵を割り続けて、初めてのことですよ。
ふたごの卵って、昔、'70年代ごろには、珍しいことは珍しいけどそれなりにわりとあったような気がするんですが、最近、ほんとに見かけなくなった気がします。 それは、たぶん、ニワトリがふたごの卵を産まなくなったからじゃなくて、商品管理が強化されて規格外の物は出荷前にハネられるようになったからじゃないかと思っているんですが……。本当のところはどうなのかなあ。
うちのサイトに『ふたごのたまご』という掌編があって、子供が卵ご飯を食べようとして卵を割ったらふたごだった、というお話なんですが、これは、元はといえば中学生か高校生の頃に考えたネタ(考えついてメモしただけで、ちゃんと書いてなかった)で、70年代ごろの話のはずだったんです。 で、ある企画に参加するために、その古いネタを引っ張り出してきて書き上げたものがあの掌編なんですが、その企画は、現代を舞台とした作品限定だったので、'70年代ではなく現代を舞台にして書いたのです。
でも、現代が舞台だと、本当はふたごの卵ってあり得ないのかなあと、ちょっと心配だったんですが、今でもたまにはあるんだったんですね、ふたごの卵。 8年間、週に5日以上、毎日何十個も割り続けて一個だけという、ほんとに希少な確率ですが。 一日平均約30個と仮定して、週5日出勤したとして計算して、8年間で私が割った卵の数は、約7万個? うわぁ、私、そんなに今までにそんなに卵を割ってるんだ……。 ちなみに、私、卵を両手に各一個づつ、二個同時に割れます。(←自慢!(^^ゞ)
昨夜、テレビで『ハリー・ポッターと秘密の部屋』を見ました。面白かった〜! 見たと言っても、ネットをしながら、さらに途中でお皿を洗ったりお風呂に入ったりしながらの、つまみぐいの『ながら鑑賞』でしたが、原作を読んでるからストーリーは分かって、楽しめました。
前に読書録で書きましたが、実は、私、ハリポタの原作は、いまいち合わなかったんです。 ストーリーが嫌いとかキャラが嫌いとかいうことは全くなくて、とても面白いお話だし、舞台装置も道具立ても楽しくてわくわくするし、どこが悪いということもないとは思うんだけど、何か細かいところでいろいろと微妙にひっかかる点があって。 それが主に価値観に関する部分のような気がしたので、(作者がどんな人かは全然知らないんだけど、もしかすると私はこの作者と価値観・主義主張が合わないのかもしれない。いや、でも、もしかすると全然違う原因かもしれないし……)と、自分がこの面白いお話を素直に楽しめない理由について、さんざん首を捻ったものです。
でも、映画で見たら、そういう抵抗感は全くなくて。 ハリーもハーマイオニーもロンも可愛いし、どの場面も細かい部分まで作り込まれて画面のすみずみまでわくわく楽しく、ストーリーもはらはらどきどき、見せ場いっぱい。たっぷり楽しめました。 私、もう、ハリポタは原作読まないで映画だけ見ようっと。映画といっても、映画館には行かなくて、テレビで放映する時に見るだけだけど……。
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