2005年10月14日(金) |
本日の更新&キャラ・イラストの不思議 |
頂きものイラスト一点アップしました。ローイです。
そういえば、不思議といえば不思議、不思議じゃないと言えば不思議じゃないんですが、アルファードのイラストって、描く人によってそれぞれぜんぜん違うのに、ローイって、誰が描いてもだいたい同じような容姿になるんですよね。 しかも、それが、みんな、私の頭の中のローイ像にイメージぴったりなんです。今回もそうなんですが……。
それは、たぶん、ローイの場合は私自身の頭の中に容姿についての明確で具体的なイメージがあるけどアルファードの場合はあまりそれがないからじゃないかと思うんです。 私の頭の中のアルファードは、表情は分かるけど顔立ちそのものはぼやけてる感じなのです。 実在感はすごく大きいのに、気配や体温、表情だけで、顔は見えない。
だから、作中でローイを描写する時には、ちゃんと容姿が想像できる描写になって、私の中のローイ像が読者の方にちゃんと伝わる。でも、アルファードを描写する時は、自分の中にあまり具体的なイメージがないから描写があいまいで抽象的で、読み手の頭の中で補完してもらう必要があるから、各自の好みや解釈で全く違う容姿・雰囲気に描かれる……ということになるんじゃないかと。
だから、『不思議と言えば不思議、不思議じゃないと言えば不思議じゃない』なんです。 書き手の頭の中にキャラの具体的な容姿のイメージがあるかどうかって、やっぱり描写に出るんでしょうね。 う〜ん、やっぱり、不思議と言えば不思議ですね。
そんなわけで、ローイのイラストを貰うと、そのたびに、(わあ、私のイメージぴったり!)と感嘆するし、アルファードのイラストを貰うと、どんな容姿に描いてもらっても、そのたびに、(そうか、なるほど、言われて見れば確かにアルファードってこういう顔なのかも!)とか、(う〜ん、こういうアルファードもいいかもv)とか(わあ、こういうのもまたステキv)とか、その都度、それぞれに納得してしまうのです。 で、その、人様の描いてくださったアルファードに、毎回、萌える……(^^ゞ (自分で書いた文章のアルファードには萌えないんだけど、人様が描いてくれたイラストのアルファードには萌えられるんですよ〜(*^^*))
里菜もわりと、人によって想像する容姿が違うキャラかもしれません。 まあ、里菜の場合、それぞれに自分の好みのタイプの顔を乗っけたり、あるいは各自で自分を投影してもらえばいいなと思っています。ドリーム小説の名前変換ヒロインみたいなつもりで……。 里菜の初登場時に着てる制服も、私の頭の中ではほんとはジャンパースカートタイプなんだけど、お好みでセーラー服を想像してもらえるように、わざとぼかしてあるんです。これも、着せ替え人形感覚で、各自の頭の中でお好みの服を着せてもらえばいいと思って……。
里菜は元々、児童文学・成長物語に多い、無色透明型の主人公を目指したつもりのヒロインなのです。まあ、その狙いは、どうやら全く成功しませんでしたが……(^^ゞ
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