今、地元の郷土博物館で面白い企画をやってて、市内の中学校の子供たちの宝物を展示しているのです。 息子の宝物も出品されているので、今日、家族4人プラス息子の友達で見物に行ってきました。
中一の息子・健太郎の宝物は、なんと、とってもでっかい蛇の抜け殻……(^_^;) 数年前、今日一緒に行った友達と近所の山で見つけてきて、普段はガラス瓶に入れてうちのテレビの上に飾られていたものです。埃まみれで……(^^ゞ それが、博物館では、埃を払われたその瓶ごと、立派な真紅の台座に鎮座ましましています。瓶に入ったままなのは、出したら壊れるといけないからでしょう。
展示を見ていると、顔見知りの学芸員さんが出てきて、 「みんなで『誰か一人くらい蛇の抜け殻を出してくる子がいたりして』と話していたら、本当に一人いたわね」と笑われました。 皆様の期待に応える男、健太郎!(笑) しかも、ぱっと見れば誰もが、 「そうか、この子が蛇の抜け殻の持ち主か……。確かに、見るからにいかにもそれらしい」と納得してくれそうな、坊主頭に馬鹿っ面、真っ黒に日焼けした手足が擦り傷だらけの今どき貴重な純正山猿君なのも、たぶんみんなの期待通りかと……(^_^;)
他の子供たちは、スポーツをやっている子ならその関係の道具(サッカーボールとか陸上のタスキとか)や、メダルなどの記念品が多く、あとは、好きなスポーツ選手のサインとか、好きなアイドルのポスターとか、漫画本とか、お気に入りのヌイグルミとか、オルゴールやキーホルダーなどのコレクションとか。 小学校の卒業アルバムとか、友達に貰った年賀状とか、何かの記念の寄せ書きなどの『想い出』系もわりと多かったです。
大物ではマウンテンバイクもありましたが、宝物の出品から展示の終了まで2ヶ月位あるのに、その子、今、自転車がなくって困ってるんじゃ……? 宝物がピアノという子もいましたが、それはさすがに現物はなしで写真の出品だったから、あのマウンテンバイクが一番の大物だったかな。
あと、大量の遊戯王カードとか、任天堂DSを出している子もいて、それを見た息子は、即座に、 「○○(その友達の名前)、バッカでぇ〜!!」と叫びました(^_^;) 「だって、ここに出してる間、遊べないじゃん!」と。 確かに……(^_^;) サッカーボールとかを出してる子は、練習の時、困ってないんですかね? マウンテンバイクの子もそうだけど、みんな、普段使い用のと大事に取っとく用のと、二個づつ持ってるんでしょうか……?
あと、異彩を放ってたのは、ボロボロの古靴二足(^_^;) スポーツ大会を一緒に戦い抜いた思い入れの一足だったり、大好きだったのに小さくなっちゃった想い出の一足だったりするらしいです。
しかし、いまどき、中学生にもなって『蛇の抜け殻が宝物』な、うちの息子って……(^_^;)
というわけで、なかなか楽しい展示でした。
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