『イルファーラン物語』第四章第八場(前)アップしました。 第四章は、あと2回、第八場の(中)・(後)で終了です。 第四章まででメインのストーリーは終わりで、第五章以降はエピローグなので、この第八場が、実質的に『最終回』的な内容です。 宣伝する際のキャッチーさという点でのクライマックスは、『魔王×里菜』的なちょっとアヤシイ雰囲気(笑)のある第6場あたりだったと思うんですが、物語の一番本筋に関わるクライマックスはたぶん今回から次回あたり。 そのわりに地味ですが……(^_^;)
それと、目次ページで、第五章と終章の間に『幕間』として本編目次に載せていた『ユーリオンの手記』は、本編ではなく番外編として公開することにしました。
もともと、その部分は、初稿終了後、後から書いたものなんです。 が、時系列的にも内容的にも、第五章と最終章の幕間に当たるものなので、全体目次をアップする際に、そこに入れてみたんですが、内容的に、やっぱりちょっと、正式に本編の一部として出すのはまずいかもしれない気がしてきたので……。
というのは、へたすると年齢制限モノの内容なのです(^_^;) あ、年齢制限といっても、露骨な性描写があるわけではありません(あるわけない!)。 残酷描写が理由でもありません。残酷といえば残酷だけど、直接的な描写はないので。 ただ、『イルファーラン物語』の世界の『裏読み』的な内容なので、素直で純粋な方にとっては毒なのではないかと。 例えば、フロイト理論に基づいた名作童話の裏解釈本の類を小学生に読ませるのはちょっと……みたいな、そういう種類の『まずさ』です(^^ゞ
年齢制限をつけるとしたら(つけないけど)、R15? R12? でも、まあ、『イルファーラン物語』の文章はもともと、12歳以下な方にはあまり読めないでしょうし、中でも、この『幕間』部分は特に学術論文的な言い回しを多用した堅い文体なので15歳以下でもきついかもしれなくて、逆に、もしそれが読めるような知的な人なら実年齢が15歳以下でも問題ないと思うので、年齢制限はつけません(たぶん)。
本編第五章の後、終章の前に番外編として出すか、あるいは本編完結後に出すかはまだ未定です。
|