昨日、子供たちが、『学校の裏にダチョウがいるんだって!』と大騒ぎしながら家に飛び込んできて、これから自転車でダチョウを見に行くと張り切っています。 まさか、ダチョウなんてその辺を歩いてるわけがない……と思ったのですが、そういえば、この近くに、ダチョウ牧場があるはずなのです。本当に、食用などにするダチョウを育てている牧場です。場所は知らないけど、住所からいって、すぐ近くのはずです。 だから、そこからダチョウが逃げ出して学校の裏山をうろうろしているということが絶対無いとは言い切れないかも。 そういえば、この辺では孔雀も野生化してて、時々、とことこと道を歩いてるくらいだし。
でも、逃げたダチョウだとしたら、誰がその現場を見たのでしょうか? 子供たちは、友達の○○君がそう言った、と言うのですが、でも、その○○君、このあいだは、うちの裏の竹やぶにパンダがいたと言い張ってましたよ。 もっと前には、やはり裏山に、にしきへびならぬ『にひき(二匹?)へび』がいたと主張してたし……。 うちの子供たちも一緒になって、裏の竹やぶに河童がいたと言い張って本気でおびえてたこともありましたっけ。 池とか川ならともかく、竹やぶに河童は、居ないでしょう……。
でも、子供たちは、今日のは絶対本当だと言い張って、自転車で出かけようとしていました。 窓から見ていたら、途中で会った近所のおじさんにも、学校の裏にダチョウがいるんだと、興奮して口々に主張していた模様です。
その後、お昼ご飯になって帰ってきた下の子に、『ダチョウ、いたの?』と聞いてみたら、どうせ、いつものように『ううん、いなかった……』という答えが返ってくるという予測を裏切って、 「うん、いた! ダチョウ、怖かった。あのね、お兄ちゃんがダチョウにべーってしたら、ダチョウもべーってしたんだよ〜!」という意外な返事が。 下の子は空想癖があって作り話をするので、遅れて帰ってきた上の子に確認したら、本当にダチョウを見てきたらしいです。
よくよく聞き出してみると、別に学校の裏山をダチョウがひとりで歩いていたわけではなく、彼らは、友達のお母さんに車で例のダチョウ牧場まで連れて行ってもらって見物してきたのでした。 噂に聞くだけで実際にどこにあるか知らなかったダチョウ牧場は、学校の裏手をしばらく行ったところにあったらしいです。 ダチョウの卵が飾ってあったりしたらしいです。 で、車の中から見物してきた子供たちは、柵の中のダチョウに威嚇されたらしいです。そういえば、私も動物園でダチョウに威嚇されたことあります。 友達のお母さんが、今度、夜に車で卵を盗みに来ようと冗談を言っていたらしいです。おいおい、お母さん……。それ、本当に冗談ですか?(^_^;) ダチョウの卵は、大味で、さほど美味しくないですよ。肉は繊細な味わいで美味だけど。
|