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トーキング・ヘッズ - 2006年05月26日(金)

ぼ、ぼくは
皆さんご存知の通り
口下手であり

それにどもり癖がある。

ってこともあって(それが一番の原因なのだが)
端的に話すことが好きだ。

できるだけ少ない文字数で
僕の意思が伝わればいいと思っている

ゴールまで短く進めるよう話す

ご機嫌なときは
知らない間に口数も増えるのだけれど(笑)

基本的には
地雷を踏まないよう
短いコースを選ぶ。

これを僕は
20歳まで、すごくマイナスに感じてきた
今も感じるときがあるけど

特に20歳くらいまで
マイナスに感じるのが強かったと思う

もっと明石家さんまみたく
思ったことを、次々と放出したいと
よく感じたものだ


けれど

こういう文章を書いたり
映像を作ったりするときに

僕は僕のこのマイナスを利用できることに気が付いた…


僕は映画やコマーシャルの
キャッチコピーが好きで
それと同じくらい
短歌や俳句が好きだ

短い言葉の中に
全体の匂いをかもし出せる
短歌や俳句やコピーは
本当に面白いと思う。


つまりそういうことなのだ。

短くて済む話を長く話す必要は無いし
整理して凝縮された言葉は
重いのだ

映像を考える上でも
マイナス面は役立ってると思う。

カットの飛ばし方
つなぎ方なんかは、言葉と同じだ

数学の因数分解みたいなもんだ。


無駄を省いて、想いを残す
口下手でいいんでないのと、そう思う。


あとついでに
口下手ってことで類似してんだけど

映画とか作って
「この映画のテーマは何ですか?」とか聞くやついるけど

そこで答えたら映画にする意味ねーだろとか思う。
お前は映画を観てねーのかと思う


自分なんかは、口下手で
言いたいことを言えないから
“映像”って媒体を借りてるのに

それで分からなかったら
自分の伝える能力が低いか
お前の理解する能力が低かったかのどっちかで

寿司屋で
「このマグロは美味しいのか美味しくなかったのか分かりませんが
 ご主人、美味しいんですか?」

って聞いてるようなもんだ






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