森日記
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2004年01月22日(木) 海音寺さんが好きです。

 一気にバッテリー4まで読みました!良かった、怖くなくなった…(笑)何かもう出てくる子達が皆凄い中学生でね!まぁそれは良いとして、アタクシとしましては、高槻野々村も良いのですがね(いや、逆か?)門脇と瑞垣も美味しいのですがね!!今の所一番好きなのは海音寺さんです。あの展西でさえ、「おれ、おまえにだけは、ほんま悪いと思うとる。今さら、あやまっても遅えけど、ほんまにすまん」とか、頭下げてるんですよ!更にあの瑞垣をも手玉に!というか瑞垣がまだ見えてなかった彼の「本当に見たかったもの」を感じとっていたあのバーガーショップでのやりとり!まだ4巻なんですけど、きっと瑞垣ってホントのホントに見たかったのは門脇や原田達のような存在と、本気でやりあうヤツ=永倉の限界のその先だったんじゃないでしょうか。本当にそれが出来るやつがいるのかと、多分誰よりもその存在を否定しながら、けど誰よりも強く深い想いでその存在を信奉したい自分をひっそりと嗤う。そんな感じ。あ、そか分かった。瑞垣って三上なんだ。え、でも門脇が渋沢キャプってのは大却下!キャプはやっぱり海音寺さんだよねー!

 そういやまた夢を見たので。もはや誰も聞いちゃいないだろうが、自分が忘れないために!(だから何のために)や、でも夢の内容なんて、ある意味一番日記らしいじゃないですか!ねえ!(だから誰に)
 えー、今回の舞台は江戸時代でした。アタシは今回ちょっと傍観者的で、長家の長か何かやってるんですけど、そこに住んでる一家(夫、妻、兄、弟妹)がもう父の体調が長いこと悪くて、母が幼い妹を連れて出稼ぎ(?)に行くんですよ。「もう、ひょっとしたら会われへんかもしれへんなぁ」と言って、泣く泣く出て行く。それから10年くらい経って、やはり父は亡くなっていて、兄弟頑張って生きてるんですね!特に兄は職人として長年真面目に腕を磨いていて、親方にも認められてるんです。弟も丁稚で働いてて、時々兄が会いにきてくれるのを楽しみにしてるような。で親方が縁談とかどうだ、そんで俺の後を継いじゃくれねぇか、って話しをするんですが、兄は「有難うございます、親方。でも自分にはまだ嫁さんもらって幸せになるわけにはいかねえんです。ちゃんと母さんと妹を捜し出して、家族皆俺が幸せにしてやりてぇんです」とかって断るんですよ!親方も増々オトコボレですね。そんなある日(…同人的場面展開だなオイ)、(この辺ちょっとよく覚えてないんですけど、)橋のとこで何か娘さんを兄が助けて、それがきっかけで親しくなるんですね、妹が無事だったらこれくらいだったかな、とか想って少し複雑兄。そんで二人が好き合ったくらいの時に、ふとその娘さんの簪を見て、昔母が持っていたものを思い出すんです!「まさかその髪飾りは…!」(いや、冬のソナタ見てません。)まさか、オレは自分の妹と…!?とか色んな感情で飽和状態の兄に娘さんが「はい、ああこれアタシの義理のおっ母さんにいただいたんです」っつって連れて行かれた大店にはあの夢にまで見た母親と妹が…!後妻さんになってた母の方でも兄弟を長年捜していて、二人の奉公先までは分からなかったんですな。んで先妻さんの娘とも上手くいってるんですが、最近自分の娘の方に先に縁談が来てしまって、それは筋違いだから、先妻さんの娘さまの結婚が先です…。とかいう話しをしていたら、それが兄だったんですねー。と、いうわけで兄はそこの娘さんと祝儀あげて、弟、妹、母共々幸せに暮らしたそうです…っていう話しでした。…でもこれ、どう考えても一家で一緒には暮らせないよね。でもまあ近所か何かに越してきたんでしょ。っつーか、兄弟の奉公先を母親に伝えて無かった長家の長のアタシが一番悪いんじゃ…!まぁ夢だしね。


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