一年前、僕は卒業した。でもそれからここまでの一年間は周りの人たちがそのまま残っていたから、どこか延長線上を生きて来たように思う。その人たちももう、卒業した。だからこれで僕も、本当に卒業となる。長い時間が経ち、いろんな人と出会い、いろんな日々を生きて、いろんな事を学んだ。人生はその時々でいるべき場所が移り変わる。過去は思い出になり、未来は決断を待ち続けている。最大限の感謝を込めて。