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2003年09月10日(水) キッズ・リターン

『オレたち、もう終わっちゃったのかな』
(映画『キッズ・リターン』)


今日は、某所であまり意欲の出ない雑用に追われる予定になっていたので、
せめてその場所に向かうまでに小さな冒険をしてみようと思い、
電車で行く距離にあるところを自転車で見知らぬ裏道などぐるぐるしながら向かう。
結果、そこにたどり着くまでに2時間ほど自転車をこぎ続けることに。
時間と体力の無駄といえば無駄だが、「愛すべき無駄」だ。
子供じみた冒険心、それは楽しいものだから。

現地では、予定通り雑用に終始する。
同じ作業をしていた人の中には、こんなことをしている場合じゃない人もいる。
俺だって、好んでやるほどに暇ではない。
でも、やらざるを得ない。
無駄ではあるが避けられないこと。
上述の愛すべき無駄とは異なり、これはネガティヴな無駄だ。

子供から大人になるにつれて、そういうネガティヴな無駄がどんどん増えていくように感じる。
無駄なことでたいていの時間が消費されていくようになるのかもしれない。
無駄なことが少なかった(であろう)子供の頃、どのように時間を使っていたのだろう。
それとも、覚えていないだけで、子供の頃も無駄なことはたくさんあったのだろうか。
どうなんだろう。
どうなんだろう。
そんなことを考えること自体が、無駄だろうか。

子供の頃に戻りたいとは思わないが、
子供の頃どんなことを考えていたのかを、
どんなことを感じていたのかを、
捏造なしに思い出してみたい。
でも、それが実現できたかどうかを証明する手立てはないのだから、
いつでも実現可能ともいえるし、不可能ともいえる。
ただ、現在の知識から判断するなら、不可能だろうと思う。

子供の頃、今ほどの知識はなくても、
今より輝いていた部分があったはずだ。
それを今、取り戻すことができれば、
おそらく、今よりも不安定な人生を送ることになるだろう。

打ちのめされて、
何もできないときには、
映画でも観て元気だそう。
歌でも唄って元気だそう。
友人と話して元気だそう。
そして最後に、
自分で考えた答え出そう。


『バカやろう、まだ始まっちゃいねえよ』
(映画『キッズ・リターン』)


sora |MAIL