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ひどく遠いことのように思えても、 きっかけさえあれば嘘のように近づける場合がある。 でも、きっかけがなければ、遠さは追いつけない。 非連続的に近づくきっかけを得るために連続的な歩みが必要になる。 地道な作業を積み重ねていくしかないということだ。 するとあるとき、突然、それまで見えなかったことが見えるようになる。 ……そうなる確証はない。 だが、そうなることをどこかで期待しながら、今を歩いているのだ。
『あっちこっち叩いているうちに、どこかのドアがポンと開くと思うんだね。その開いたドアが、自分のいちばん求めている、愛するものへの道だと、とりあえず信じるんだよ。そこへ入る、またドアが全部閉まっている。必死になって叩くと、またひとつだけドアが開く。そういうところをひとつずつ通過しているうちに、いつか、ものすごい光が自分の中に出てくるはずなんだよ』 (リチャード・バック)
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