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2003年04月02日(水) 趣味――個人的に曖昧な概念の一例

本を衝動買い。
一気に何冊も購入しても読めなくなるのは目に見えているのだが、ついつい買ってしまう。
さて、まずはどれから読んでいくか…。
ジャンルがバラけているので、どのジャンルから読むか、という選択ともいえる。
どれかしか読めないという場合、「実用性」を優先する場合もあるが、今回はどれも実用的とはいえそうにない。というか、(直接的に)実用的な本は別に平行して読んでいる。そういうことができるのが、春休みだといえるかもしれない。もっともそれは比較的予定が埋まっていない場合の春休みであって、どうも今回はあまり読めそうにもないかな……(だったらまとめ買いするなよ、俺<自己ツッコミ)


読書は趣味の一つといえると思う。ただ、読書が趣味、というのは漠然としすぎていて、とくにどういう本が好きかというレベルにまで話がいかないと、あまり「趣味」という感じはしない気もする。それと、読書は基本的に受動的であるのに対して、「趣味」は能動的に何かを自分でするというイメージもある。もしかしたら誤ったイメージだろうか? どうだろう?
(ちなみに、読む姿勢に関して「能動的な読書」も存在するだろうが、それはまた別の話)

ところで、読書は趣味の一つということは、二つ目、三つ目…は何なのだろうか?
いざ「自分の趣味は何か?」と問うと、なかなか答えに詰まる。
趣味がないのか、といえば、そうでもなく、思い浮かぶものはある。
ただ、「趣味」という言葉のニュアンスが、俺にとって曖昧なのだ。
趣味と勉強の違い、趣味と仕事の違い、趣味と本気の違い、あるいは「違わない」、etc.
そして、上でも書いたように、受動と能動の差異。
曖昧な概念の霧の中から取り出せない。
別に、曖昧なままでも普段は困らないのだけど、それに関する質問をされたときに困る。
これは趣味に限らず、曖昧な概念、言葉にはできないけれど思考としては存在するもの、に共通だ。
そういったものをもっと具体化し外部に出せる力を磨きたい。
もっとも、外部に出した途端に「嘘」になってしまうものもあるのだけど。


sora |MAIL