DiaryINDEXpastwill


2002年01月23日(水) 人生の使途

今日は用事で実家に戻っていました。
家族って良いですね(謎)
いつまでも家族に依存していてはダメとはいうものの、やはり「ホーム」があるというのはいいものです。普段は下宿してて全然連絡もしていなかったりしても、ふと帰れば温かく迎えてくれる。いや、温かくない家庭もあるのでしょうけど……。ああ、俺は何だかんだで平穏な人生を生きてきてるなあ。これからどうなるかわかりませんが(笑)
平穏なままで人生終わってもあまり面白みがなさそうだなあ、と、思ったりします。ただ、平穏が悪いとは言い切れない。うちの父親なんかはまさに平穏な人生を生きてきた人なのですが(もちろん本人なりの「ドラマ」はあったでしょうが、客観的に見て「平穏」)、だからといって見ていてしょうもなそうかというとそうでもなく、立派に生きていると思います(この「立派に」生きているという表現少し不適切な気がするのですが、他に適切な表現が思いつかないのでこのままにしておきます)。俺がいうのもなんですが、良い父親だと思います。良い父親=本人も幸せ、とは限らないとはいうものの。
で、結局何が言いたいのかというと。やはりよく言われるように、「本人次第」ですね。幸せの尺度というものは。一般論というのは、それだけよく言われるわけで、「真理」(というものがあると仮定して)を内包しているものです。ただの陳腐な決まり文句の一般論も多いけど。
まあ、たかだか20年しか生きていない俺が偉そうに結論出せることではないので、あくまでも現時点での意見ですね。明日には変わっているかもしれません(笑)

『私が、生きていく上で注意していることがもしあるとすれば、それは好きなものを好きでいることができるように生きているということです。いつでもその時好きと思うものに対して何の障害もなく好きでいられるように、自分の気持ちを邪魔するかもしれないものを無限の未来を縛るおそれがあるものを、心や環境の中に存在させないようにしています。残酷なことかもしれませんが、好きなものを好きでいるために、私にとって世界は一瞬一瞬が0からはじまります。』(銀色夏生『君のそばで会おう』)


sora |MAIL