on a wall
亜栗鼠



 本当は

今日はどうしてもついて行きたかったんだ。

雨も降ってたし。

体調さえ良ければ・・・



一人で走るのが辛いと言っていた道
この道が無くなれば忘れられるのかもしれないという記憶

まだ、ただの記憶になりきれてないことを感じさせられる。

この前、メールボックスに、あの人の名前を見てしまった。
聞き覚えのありすぎる名前。
とても開くことなんて出来なかった。
でも、確かにココに居たんだと実感させられる。

私と同じ名前・・・



時々、無性に傷をつけたくなる。
自分にではなく、大切な人に。
自分の痕をつけたくなる。

私はいつからサディストに?


彼を、主を、私だけのものにしたくなってしまった。


あなたの求めている言葉を、他の誰かに先に言われてしまうのが怖い。

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2002年05月16日(木)
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