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2004年02月14日(土) ■ |
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白い巨塔 |
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判決がでましたね。裁判費用は原告側で・・費用が如何ほどになるのでしょうか。
上川隆也の”もう一度負ける訳にはいかない。感情だけで動けない”と言われました。
弁当屋さんを売って大学をやめて、そこまでやりますか。
一生の内で裁判に縁のある人なんて殆どがありません。
ドラマの中だけでも勇気ある挑戦を眺める事にします。
偶然に14日の新聞で娘を亡くして、死因がミスだけでなく「心無い医療があったから」と
病院と主治医を提訴。
裁判は勝つ為でなく真実を知る為でしたと十年を費やして勝訴。
この記事を読みながらまさに”白い巨塔”現実にあった裁判のお話だと思えました。
そして彼女はガンの再発で大学病院に入院中。
医療を粉砕した自分が医療のおかげで生かされている。最後に”ありがとう”と
言える自分でありたいと願っていると締めくくられていました。
監察医の証言で財前教授は救われた感じでしたね。
その監察医が”亡くなったら誤診と言われたら日本にまともな医者がいなくなる”と言われました。
恐れてたのでは医療の進歩はないかと思われます。外科医の方は手術現場で経験をつまねばなりません。
”何もしない。何も出来ない”そんな医師が裁判に訴えられる事はないでしょう。
でも患者側からしたらこんな医師はいりません。
ドラマの流れを私らは見ていますから、財前教授は明らかに「心無い医療があったから」の
彼女の訴えに当てはまると思います。
しかし、財前教授 自らが里見助教授に前回言っていましたが、彼ほどの腕のある外科医を医療現場から
遠ざけるとしたならば、助かる命も亡くなる事が起こりうるのですから・・・。
裁判で敗訴した医師の方々のその後はどうなってるんでしょう?
現場にいる方々にしかわからない事かも知れませんが、知りたく思いました。
里見助教授のその後はこんなになるとは、想像していましたから、
でも医師の方々がこのドラマを見ていましたら”証言をするのはやめよう”と考え、
日本の医療裁判は益々勝ち目のない裁判となるのでしょうか?
そして普通の私らでしたら、裁判費用が準備できるような余裕は持ち合わせませんから、
我慢する事になるのでしょうね。
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