番茶日記
札幌編から神奈川編へ
PC持ってないからかなり不定期更新
内容も寂びれてます

2002年06月10日(月) 最後の一服

競馬負けたよぉぉ、
名前だけで決めて買うっていうのが、悪いのかなぁ
買ったのが「ステキプレゼント」だもんなぁ。


セーフライトの赤い光だけが灯る、暗い暗室の隅っこ。
同僚の友達が、写真を焼く引き伸ばし機の音が今でも耳に残ってる
現像したての繋がった長いネガを、一コマ一コマ切っていく手際のよさとそれを切る、立派な鋏。
実際私の仕事は、写真とは無縁であの頃は計算しないといけない伝票と、整理しないといけない書類に囲まれうんざりしていたけど。
落ち込んだときに引きこもれる、暗室と。
余裕があるときにひやかしにいく、現像風景があったから、
あれはあれで幸せな「瞬間」だったのかもしれない。

時間が経って、仕事も変わり、自分も変わっていった。
昔より前向きになったし、
落ち込んだとき、悩むことに頑張るより気を紛らわすことに頑張れるようになった。
思ったことを自分だけの頭の中で留めることをせずに、人に伝えようとする意思が強くなった。
なにより、変わったことは自分をこうやって認められるようになったことだ。
まだまだ、完璧ではなくて綻びだらけだけど。

「瞬間」は一瞬のようで、体験している今はとても長く感じる。




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