「その一振りでさっきまで靴の上に乗っていたネズミが死にました」
「きっとネズミは殺されてしまう」とわかっていた私は、その場を離れるようにしたのですが、彼女は「そのネズミどうするんですか?」と聞き始めた瞬間にほうきがネズミに当たった。
「あーやっぱり」 「でも仕方ないこと」
いつまでも、そのことに納得いかない様子の彼女 「もっと」 「別の」 がいつまでも頭で渦巻いているみたいで
とても自分が冷たい人間のように感じました。
職場にあるおいしいお菓子は 同僚の子の彼氏が買ってきてくれたお菓子で、とてもおいしいお菓子で 友達の自殺の件で迷惑かけたからくれたそうです。 でも、おいしかったです、 彼のつらさとか苦しみとか知らないですが、お菓子のおいしさは知ってます。
「仕方なかったんだよ」私がいう。 「Sさんも仕方が無いっていうかな?」彼女はいった 彼女の気が休まるように 「どうか、仕方ないとは言わないでくださいね。Sさん」 彼女と一緒に怒って、悲しんでくれれば それが私の本望です。
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