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■ 思ったほどではなかったです@台風
2日間ほぼ降りっぱなしでしたが、今日の午前中がいちばん風雨ひどかったかな。でも、覚悟してたほどじゃありませんでした。
今は風は強いものの、チャコールグレイの雲の合間に青空が見えます。台風通過後の独特の空気のねっとり感で、体力消耗しそう;
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あー、千葉ちゃんとゴリさんがーあああ(T_T)
しかしさすが軍師、これまでのふたりの言動から導き出した結論バッチリだな、勘助。同時に、晴信さんの歌舞伎役者魂爆裂でしたね。
来週予告じゃ、晴信さん目の下真っ黒です。 なんとか奮い立って、反撃してくださいねー!
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『ジャパナメリカ』(ローランド・ケルツ/ランダムハウス講談社)読了しました。お父さんアメリカ人、お母さん日本人という作者による、日本のポップカルチャー(主にアニメとマンガ)紹介本です。 日本発のヲタク文化がアメリカに(刺激的に)浸透してゆく様子や、それに伴うビジネス上の問題など、基本的に「アメリカ人読者向け」に書かれています。
まず、かなり頑張って取材に励んだ成果が結実してる印象がありました。最新の日本のヲタク事情を(ハーフの特性を生かしたとはいえ)、よくここまでチェックできたなーと感心します。
「それはちょっと……」と首を傾げたくなる部分が散見されても、作者本人がヲタク文化全般を好意的に見守っている優しい視点があり、日本人読者も無駄にイラ立たず、客観的に読み進められるのではないでしょうか。
ただ、インタビューの対象がメジャー過ぎたりマイナー過ぎたりする感がありました。実際の現場に直接関わる、それこそ「中間層」の具体的な意見を採用したら、も少し別の側面も出てきたのでは。
村上隆の「原爆投下や敗戦という土壌から発生した戦後文化」という文脈も、アメリカ人にとって分かりやすいためか随所に引用されています。 しかしながら、最初自分の作品を評価しなかった日本に対する不満が根っこにあることを、作者がどれほど裁量しているかは疑問に思いました(村上説を全面的に肯定するものではないと書いてありますが)。
訳者あとがきにあるように、 「(日本のアニメは)登場人物やその周辺がいかにヒップ、近未来的、ハイテク、神経質およびクールに描かれていても、切実な願いや他者とのコミュニケーションは驚くほどの誠実さをもって表現される」 アメリカ人読者がこの点を正確に汲み取ってくれれば、本書の目的の半分は達成されたと言っても過言ではないでしょう。 なによりこの言葉はアニメのみならず、日本文化のすべての真髄に違いないのですから。
2007年07月15日(日)
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